「仕事人としての日常」のエントリー

夏の陣?


7月に入ったばかりというのに、今年の夏はことさらに暑いような気がします。

震災の被災者の方々は厳しい季節を迎えられて、さぞかしご苦労されていることと思います。
そして、直接の被災者の方でなくても、節電などで、
誰もがいつもと違う夏を迎えられているのではないでしょうか。


そんな状況のなかで、私もいつもとは少しばかり違う夏を迎えつつあります。
(とはいっても、昨年の夏も、義父が倒れたことでいつもとかなり違いましたが。。)





今年に入ってから、ありがたいことにとても良いお仕事に恵まれ、
「この仕事をしていて、本当によかった・・」と、
心から感謝するような日々を過ごさせていただいています。

特にこの夏は、かなり忙しくなりそう(夏休みもとれそうにない)だけど、
内容的にもやりがいがあるし、自分のモチベーション的にも、この上ない状況です。

実は、わたくし、ワイアット時代から体力と根性にはかなり自信があったんです。
そこで、この状況に感謝しつつ、生き生き邁進♪


・・・のつもりだったのですが、予想とちょっと違う。


ワイアット時代のような、尋常でない踏ん張りが利かなくなっている。
毎週の関西出張も4年近くになりますが、なんとなく疲れがボディーブローのように効いていて、
以前のように平気で2晩・3晩の徹夜ができない。
「あれっ?」って感じ。


そうはいっても、今でも半日以上休憩なくインタビューや打ち合わせを続けるのは何の苦でもないし、
「ワイアット時代が異常で、人並みになった・・・」くらいに思っていました。
( 口では「年のせい・・」と言ったりもするのですが、
  実は決してそうとは認めていない自分がいたりして。。)






・・・が、 昨日、やってしまいました。  


20110709.gif家のガレージから車を出すという何でもないシーンで、
通りがかった車にぶつけてしまった。。

反対側を確認しながら、そろそろ・・っと出たつもりだったのに、
なぜか目の前に車がきていた・・・みたいな感じ。


同乗していた次男に、
「どうしたの? あっちの車も全然スピード出ていなかったよ!」と指摘され、
明らかにボーっとしていたと自覚のあった私は、
即座に平謝りに謝ったのでした。



幸い、相手の方がとても良い方で、保険屋さんも上手に動いてくれたので、事なきを得ました。
ほんと、この程度のことで良かった。
それにしても、先方にはご迷惑をおかけしてしまいました。
申し訳ありませんっっ。

うーん、自分では踏ん張っているつもりなんだけど、ふとした時に注意が散漫になっているかも。
自覚して、何とか気力と集中力でこの夏を乗り切らなくては。。。


これぞ、わたしの「夏の陣」?



2011年7月 9日 08:03続きを読む仕事人としての日常

久しぶりのブログ更新・・・コムファクト第2期 全力投球宣言!  

前回の更新から半年近くになってしまいました。
今日は、最近思ったことと絡めて、
この半年~1年のことを、今だから明かせる事情も含めて、さらっと記しておこうと思います。

---------------------------------------

先日、DNAの南場さんが、ご家族の介護のために社長を退任されることを発表されましたね。
夜2時に仕事を終えてから、ご主人の病院に向かうような生活が続いていらしたとか。。
社長としての責任と、ご家族を大切にする思いの中で、
ぎりぎりの生活を続けてこられたのだと思います。
そんな中での苦渋の決断、よほどのご事情だったのではないかとお察しします。

このニュース、実は他人事とは思えず、共感をもってうかがいました。
上場企業の創業社長と一介のコンサルタントとでは、責任の大きさや影響力が比較にならず、
「共感」というのは、不適切かもしれませんが、
プロとしての仕事とプライベートの事情の切り分け、意識という点で、
とっても親近感を感じてしまいました。


---------------------------------------

この「両立」は仕事人生において、ずっと私のテーマです。
ワイアット在籍時代は「子育て」、そして、独立後は「親」の問題。


私に家庭があろうが、どんな事情があろうが、クライアントにはまったく関係がありません。
どんな事情であれ、私がきちんと働けないなら、
他の人が担当したほうが、クライアントにとってははるかに良いはずです。
私が仕事をする以上、プロとして期待された仕事、約束した仕事をきっちりとするしかありません。
でなければ、迷惑をかけない内に降りるべき・・・そのように考えてきました。


一緒に仕事をする仲間に対しても、原則は同じです。
もちろん、組織として完全な仕事を仕上げればよいので、チーム内でカバーしあうのは言うまでもなく、
期待された仕事ができないような状況であれば、
迷惑をかけないうちに仲間にウォーニングを出すことになります。
だからといって、平気で甘えるわけにはいきません。 
このとき、日ごろの仕事ぶりや協力に対する信頼がないと、なかなか言い出せないものです。


結局、私にとっての「両立」とは、
「仕事をやり遂げることへの責任」と「家族へのコミットメント」のバランスをとること

でした。

ワイアット時代に、子供が長い病気をわずらったことがありました。
ギリギリまでこの「両立」を目指していたものの、
子供の完治は私にとって譲れない一線だったので、仕事を辞める覚悟もしていました。
今から振り返ると、知らない間に仕事の圧が軽くなっていて、会社が配慮してくれていたからこそ、
仕事を辞めずに済んだような気がします。


---------------------------------------

さて、前おきが長くなりましたが、独立後は時間の自由度が高まった一方で、
昨年の夏からは、「両立」がさらに厳しくなったと痛感する1年でした。


具体的には、昨年の夏に、同居の義父が脳梗塞、脳出血などを繰り返し、
介護や転院先の検討などにかなりの時間をとられるようになりました。
しかも、大きな組織に所属しているわけではなく、時間の自由も利く身なので、
どうしても、義母をはじめとする周囲からは、
「いつでも対応できるはず」 「もっと介護に時間を使えるはず」という期待は高まります。
中心的に介護を担っている義母自身も、決して強い人ではないので、ケアが必要な状況でした。


一方、一応「法人」として、仕事を受託している責任から、
今まで以上に、私の個人的な事情でクライアントや他のプロフェッショナルの方たちに
迷惑をかけるわけにもいきません。
夜中に仕事することが日常になりました。
そんなわけで、ちょっと余裕がない半年の間、主催していた勉強会も開催を見合わせたり、
ブログの更新もせずに過ごしてしまいました。



その義父も春先に他界し、義母をはじめとして、皆の生活もようやく落ち着いてきました。

この4月には、コムファクトの第2期になりましたが、
とてもやりがいのありそうな大きな案件もスタートし、充実した年になりそうです。
この案件、昨年末のちょっとしんどい時にお話をいただいたものです。
志も視点も共感できる、素晴らしい案件で、ようやくスタートになりました。

3月の震災など、世の中も想定できないような変化が続いていますし、
プライベートでもこの先、何があるかわからないけれど、
このような巡り会わせにも感謝しつつ、
コムファクト第2期、全力投球で再スタート宣言!です。 

昨年の分も、頑張るぞ!!



2011年5月30日 09:35続きを読む仕事人としての日常コメント(1)トラックバック(0)

「あんしんナンバー」 顧客情報漏えいの被害にあって・・・


非常に久しぶりの記事が、このような内容なのも不本意なのですが、
12月9日(木)に、NTTコミュニケーションズが、3385名の顧客の氏名とアドレスを漏洩した事故
を起こしたことはご存知でしょうか?

実は、私もこの事故の被害者の1人になってしまいました。
「それはないでしょ」と思ってしまう一連の対応の悪さと、やるせない気持ちを、
今日は書いてみたいとおもいます。


漏洩したのは、「050あんしんナンバーサービス」の顧客の氏名とメールアドレス。 
「あんしんナンバーサービス」とは、公開用の電話番号から、固定電話や携帯電話に転送するサービスで、
まさに「個人情報を守るためのサービス」です。
このサービスを利用している顧客の個人情報漏洩・・・これこそ笑えない笑い話です。

単に事故が起きたことの問題以上に、その後の対応の悪さから、
「個人情報」に関する感度の低さ、コンプライアンスの意識の低さには驚き、あきれずにはいられませんでした。


■ 経緯

半年くらい前から、仕事用のアドレスにたちの悪い迷惑メールが毎日数十通も入ってくるようになり、
仕事の上の連絡に支障をきたすようになりました。
送信もとのアドレスもまちまちで防ぎようがなかったため、アドレスの変更を余儀なくされ、
アドレス変更の連絡をしたり、連絡しきれていない方からのメールを確認できなかったり、
何かと大変な思いをしました。

これに懲りた私は、電話番号も心配になり、この「あんしんナンバーサービス」を利用することにしたのです。
自宅でPCからクリックするだけでサービスの提供を受けることができて、ほっと一安心したのが、1ヶ月前。
ふだんネットショッピングなどでは、フリーメールのアドレスで登録しているのですが、
NTTコミュニケーションズの「あんしんナンバー」なので、すっかり信頼して、
確実な仕事用のアドレスを登録してしまいました。


事の起こりは、12月9日(木)13:43のNTTコミュニケーションズからの「重要」印つきのメール。
内容は、「ユニバーサルサービス料が月額約1円安くなる」というもの。
実質的には、500円ちょっとの月額基本料が1円安くなる・・ということです。
表題が【重要】となっていたので、なんとなく「内容とアンバランスだなぁ・・」と思いつつ読み流し、
ここでは何も気づかずにいました。

同日21:18に、今度は【お詫び】というメールが届きました。
内容は、次のとおり

  送信の際誤って他のお客様の情報を添付してしまいました。
  お客様には多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
  添付ファイルの情報は、ご契約をいただいたお客様の氏名、メールアドレスの2つです。

  お客様にはお手数をおかけいたしますが、添付されているファイルにつきましては
  削除していただきますようお願い申し上げます。
  また、個人情報につきましてご心配のお客様は、
  メールアドレスの変更措置をしていただきますようあわせてお願い申し上げます。
  なお、今回ご迷惑をおかけしましたお客様につきましては、
  一律12月ご利用分(1月ご請求分)の基本料を減額させていただきます。


文面から大したことではない(ほんの数名のアドレスを間違えて送ってしまったくらい?)かと思い、
添付されているエクセルファイルを確認してみると、
3385人の氏名(漢字フルネーム)とメールアドレスが載っているではありませんか!
もちろん、私の名前と仕事用アドレスも載っています。



■違和感

個人情報を保護するサービスを提供している大企業なだけに愕然としました。
このような事故を起こしたこと自体もさることながら、
その後の対応(【お詫び】メール)ににじみ出ている安易な姿勢、事の重大さに対する感度の低さ
に驚きました。
サービスの内容や会社の性質から考えると、あまりに問題意識が希薄なように感じました。


「アドレスを変更しろ」と安易に言われても、そんなに簡単なことではありません。
上記のような事情から、すでに先日アドレスを変更したばかりで、
クライアントをはじめとする多くの方々に、立て続けの変更をお願いするのにも抵抗があります。
また、各種サービスの利用に際して、登録しているアドレスもすべて変更手続きが必要になります。
つまり、膨大な時間だけでなく、信頼関係に支障をきたすというリスクまで伴うのです。

また、変更後もしばらく現行のアドレスを維持することになりますが、
名簿を売却されて迷惑メールが配信されてくる恐れがあるだけでなく、
名前つきのアドレスですから、悪用されるリスクもないわけではありません。

それに対して、「来月の基本使用量525円を減額するから、それでいいでしょ・・」というのは、
あまりに安易ではないでしょうか。
(そもそも、「減額」というのは、無料にするのか、一部減額なのかもわからない。)
そんなレベルの問題ではないと思うのです。


この違和感をぬぐうことができず、翌朝(12月10日)、以下の内容のメールを送り、責任ある回答を求めました。

 ・ 事故の発生した経緯と原因の詳細説明
   (そもそも、どうして、こんなファイルがメールに添付されてきたのか。。)
 ・ 今後の問題解決/再発防止に向けての責任ある体制と、納得感のある対策
 ・ 監督官庁への届出状況
 ・ アドレス流出に伴い顧客側に発生するトラブル、コストへの対応姿勢


翌日、NTTコミュニケーションズの女性から電話があり、
【お詫びメール】と同じ内容のことを、マニュアルを読むように話してくれました。

そこで、
「すでにこちらから対応を求めるメールを送っていますので、必ず責任ある回答を送ってください。」
とお願いしたところ、しばらく待たされて、
「担当部署のほうで、メールをいただいていることは知っているようです。
 回答を求められていることを伝えておきます。」
ということでした。


その後、1週間たちますが、NTTコミュニケーションズからは一切の返信、回答はないままです。
すぐに回答できない場合も、メールを受信した旨、後日対応する旨のメールくらいは
来ても良いように思うのですが・・・。
少なくとも、真摯な対応は一切ありません。



■そして、今・・・

この一連のプロセスをみていると、
NTTコミュニケーションズの企業体質がにじみ出ているように感じずにはいられませんでした。

その背景には、「このような事故を起こしても、利用者が激減したり、サービスの競争力がなくなることはない・・」という安心感
(競合による適当な代替サービスがなかったり、電話番号を顧客側が変えたがらないとう事情による安心感)
に胡坐をかいてしまい、危機感が希薄なことがあるのではないでしょうか。


一方、顧客側はといえば、他に同様なサービスを得ることができず、
「この会社のサービスを今後利用し続けてよいのだろうか・・」という不安を抱きつつも、
ひきつづきサービスを利用し続けざるを得ないという状況に追い込まれています。


というわけで、この違和感が、不信感にならないように、
近いうちにまともな対応があることを期待しつつ、いま少し待ってみようかと思っています。




2010年12月14日 23:56続きを読む仕事人としての日常

妄想 ・・・ 民主党にしてやられた? 

今日のひとこま  (本文とは関係ありません)
   よもママ.gif

昨日は、あるところで多くの人たちと一緒に、
テレビで流れる民主党の代表選挙の様子を
固唾をのんで見つめていました。

平均的な国民の一人である私は、
「管さんになるといいなぁ・・・」なんて思いながら、
見ていたわけで、
決まった瞬間には、「ああ、よかった」と思ったわけです。

ところが、その直後、唐突に「もしかしたら、
民主党にしてやられたのではないか。。。」という
疑念がアタマをもたげました。



ここからは、私の妄想なのですが・・・


今回、小沢さんが立ったことには、さまざまな評価や憶測がありましたが、
誰もはっきりしたことはわかりません。
私も「なぜだろう」程度にしか思っていなかったのですが、急に妄想が起きていました。

今回の代表選挙は、もしかしたら策士・小沢一郎と鳩山、管によるシナリオだったのではないか・・・と。
つまり・・・、


  実現可能性の検討も不十分なまま、大きな風呂敷を広げて政権を獲得したものの、
  いざ実行段階に入ると、さまざまな困難(現実)に直面して、迷走しつづけた民主党政権。
  管政権も発足後わずか3ヶ月で支持率が下がり、さらに参院選における民主党の大敗。

  誰もが知っているこのような状況下で、
  仮に代表戦なしで管首相がそのまま続投することになっても、
  国民の批判や民主党への失望感は強まるばかりで、
  行く行くは政権を維持することも困難になるかもしれない。


  そこで、登場したのが小沢さん。
  民主党内で絶大な存在力を持つ一方で、政治資金問題により国民の反感は大きい。
  「こいつだけはイヤだ。」という対抗馬があらわれたことにより、
  相対的に抵抗感のない菅さんに国民の支持が集まり、
  管さんが続投することの納得感が急激に高まった。。。


この結果に多くの国民だけでなく、アメリカまでもがほっとしているという報道や、
「ノーサイドで挙党一致で臨もう」と語る菅さんの顔を見ながら、
「もし、小沢さんだったら、民主党は大変だっただろうなぁ。。」と思ううちに、

  この一連の流れは、小沢さんをはじめとする、鳩山さん、管さんが、
  すべてを読んで意図して仕組んだことなのではないか・・・
  管政権に対する不満から国民の目をそらせ、民主党を悪いサイクルから救い出すために、
  仕組まれたことだったのではないか・・・

と思えてきたのでした。


小沢さんを幹事長から引き摺り下ろし、自ら退任した鳩山さんが、
わずか3ヶ月で小沢さんを担ぎ上げたのも、あまりに不可解なことでしたが、
このように考えると、つじつまがあってしまう。
普通に考えれば、鳩山さんがあまりぶれて、「どうして?」ということになるけど、
東大・スタンフォードを出た人です。 
それなりに深い意図があったと思った方が、自然な気がします。



息子達にそんな話をしたら、
「そうだとしたら、すごいね。おもしろい。 でも、お母さん、疑い深すぎるよ。」
と言われました。(苦笑)



2010年9月15日 03:25続きを読むプライベートな日常

上山さん著 「大阪維新」 ・・・私の尊敬するコンサルタント


発売前にいただいちゃいました!
ある企業の変革案件で、一緒にお仕事をさせていただいている上山さんの著書、
「大阪維新―橋本改革が日本を変える」 角川SSC新書
明日発売です。

上山さん.jpg

著者の上山さんは、運輸省、マッキンゼーのパートナーを経て、
現在、慶應大学SFCの教授をしている方です。
大学のお仕事の傍ら、公的機関の改革・評価委員を多数勤められ、
多くの改革コンサルティングの仕事を手がけています。
現在は、橋本知事の下、大阪府特別顧問として
大阪府の改革にも従事されています。

この本では、大阪市と大阪府の双方の改革に関わられた上山さんが、
  市と府を統合した「One大阪」(ひとつの大阪)を実現し、
  地域の自立、ひいては「日本の中央集権を打破し」て
  「新しいニッポンをつくり直す」
という、極めてスケールが大きくて斬新、
でありながら、現実に進められつつある改革について、語っています。


( ← 言うまでもありませんが、左側が上山さん。)


単なる抽象的な概念論ではなくて、
 ・ 様々な分析やファクトの裏づけに基づく改革の必要性についての説明、
 ・ そして具体的な改革の中身、
 ・ その後の方向性(全体観)
が、とてもわかりやすく、語られています。


内容の濃さのわりに、あっという間に読める1冊です。
仕事でお世話になっているから宣伝するというわけでは決してありませんが、
とってもオススメの1冊です。




これまでコンサルタントとして活動してきた中で、
多くの素晴らしいコンサルタントと一緒にお仕事をさせていただきましたが、
中でも私の「師」であり、「上司」であり、「恩人」として、特に尊敬して感謝しているのは、
ワイアット(現タワーズ・ワトソン)社長の淡輪さんと、上山さんのお二人です。


お二人ともマッキンゼーのパートナー出身で、「トップコンサルタント」として著名な方です。
得意分野やタイプは違うかもしれませんが、
スケールの大きさと鋭さの点では、とても似てるよううな気がします。
この方達のもと、長く仕事をしてくることができたからこそ、
コンサルティングの仕事を自分の「天職」だと信じ、今なお続けていられるのだと思います。



うまく説明できないし、言い尽くすことはできませんが、
日ごろ一緒にお仕事をするなかで、
上山さんのこんなところが、
他者には真似のできないほど際立っていて、「すごいなぁ」と感じています。

 ・ 物事の全体を見渡して、瞬時にその構造と押さえどころを見抜く力、
 ・ 複雑な状況、課題を多次元で構造化して、本質をググッととらえる鋭さ、
 ・ 顧客に迎合せずに、相手にとっての真の価値にこだわり続けるプロフェッショナリズム
 ・ それでいて、自分と異なる他者のバリューや意見を受け入れる柔軟性
 ・ 本質を伝えるためのシンプルでわかりやすいコミュニケーション       などなど


この本は、いかにもそんな上山さんならではの語り口なんです。
というわけで、とってもとってもオススメです。


ちなみに、上山さんも淡輪さんも、鋭くて厳しくて、仕事の上では恐いこともありますが、
人柄はどちらもおおらかで、ちょっとお茶目なところもある愛すべきおじさん(おっと失礼)です。
この微妙なバランスがあるので、無理難題を突きつけられるような場面でも、
頑張ってくることができたような気がします。



2010年9月10日 18:51続きを読む仕事人としての日常コメント(2)トラックバック(0)

新幹線の発煙事故に思う

今日のひとこま  (本文とは関係ありません)
   0810.gif

昨日、下りの東海道新幹線のぞみ号で、
配電盤から煙が出るという事故があったことが、
あちこちで報道されていましたね。
テレビでは、コメンテーターやたまたま乗り合わせていた芸能記者、エアコンの修理業者など、
様々な人が意見を述べていました。


例によって、PCに向かいながら、
それを聴いていてふと思ったこと。。
「安全」が重視されることから、厳しい批判があるのはわかりますが、
「浅くて無責任なコメントや編集も多いなぁ・・」というのが、私の感想です。

世間が安全輸送に対して厳しい目を向けているのは当たり前のことですが、
それをヘンな風に煽るような報道や、本質とずれたとらえ方には、
日ごろからやや苦々しく思っていました。



今回、私の見ていた番組で取り上げられていた問題点は、主に次の二つ。

  1.設備管理の不十分さ
  2.車内における対応の悪さ


1つ目の設備管理については、JR東海において、
どのような管理、メンテナンスが行われているかわからないままに、
「問題が起きたから、不十分だったに違いない」といった論調となるのは、
聞いていてちょっと違和感を感じました。
あげくのはてに、一般家庭を対象とするエアコンの修理業者が出てきて、
「コンセントが変色していたら、問題があるはず。」といったコメントをしましたが、
これはまったくの見当はずれ。


事故発生のリスクを、できる限り回避すべく、
JR内では、恐らくこれまでの経験や知恵の蓄積の中で、設備管理をしているはずです。
それでも十分ではないかもしれないし、限界がある・・・、
その隙間からこうした問題が発生しているのではないでしょうか。
一般家庭で、素人が管理もメンテナンスもしていないような話とは、問題の本質も次元も違うはず。

ただ、唯一、「なるほど」と思ったコメントは、
「こういった設備は10年が一つの目安。 10年たったら交換すべき」
という技術者の話でした。

日々のオペレーションの中で、いくら確認したとしても表面に出てこない老朽化や異常は潜んでいるものです。
特に、電気機器は見えにくい。
これに対応するには、「設備の寿命」「老朽取替えの時期」といった基準を設けるしかない。
でも、問題発生のリスクをゼロに近づけようとすれば、この基準はかなり保守的な設定になるし、
コスト効率を考えた設定にすれば、リスクが高まらざるを得ないことになります。
この、落としどころをどこにするのかは、経営的な視点のもとでのプロの判断なのではないでしょうか。


JR東海の実態はまったく知らないので、何の根拠もない私的な感想になってしまいましたが、
(その意味では、テレビと同じか。。)
こんな風に思わずにはいられませんでした。



2つ目の「車内における対応の悪さ」
これは、たまたま乗り合わせた芸能記者がコメントしていました。
煙があがって、電車が止まっても、何の車内放送もなかったとのこと。
その間、乗客は「テロではないか」といった不安の中に置かれたということでした。
パニックの一歩手前だったのでしょうか。。

これはまずい。
最低限、状況を説明して、乗客の不安を払拭することは必要だったと思います。
異常時対応が十分にできなかったということでしょうか。



異常時は、同じ状況はほとんどないし、仮に似たような状況があったとしても、
同じ人が同じ状況に遭遇する可能性は極めて低いものです。
すべての状況を想定して具体的な打ち手をマニュアル化して、
全社員がそのすべてをきちんと実行する・・・
なんてことも絶対不可です。
事例を共有化したり、訓練をつむことも大事ですが、
結局は、一人ひとりが状況を正しく判断して行動できるようになっていることが必要。

これは、ルーチンワークをきちんとこなすことだけを求めたのでは、身につきません。
大事なのは、相手(ここでは乗客)がどのような状況にあり、何を求めているのか、
どんなタイミングでどのような状況提供が必要なのか・・・といった、
相手の立場に立って、自分が何をすべきかを判断する姿勢なのではないでしょうか。
まさに、「カスタマー・エクスペリエンス」の視点ですね。


変化の早い職種においては、社員の「自律度」「判断力」が重要視されていますが、
従来、定型業務とされてきた職種においても、想定外のことが起こったり、
顧客側に変化が生じる時代です。
これからは、どんな職種においても、「自ら状況を判断して、正しい行動をとる」ことが、
ますます重要になってくるのではないでしょうか。



2010年8月10日 12:25続きを読む仕事人としての日常

ひさしぶりの同窓会 ・・・三つ子の魂、百まで

今日のひとこま  (本文とは関係ありません)
   0708.gif

大連旅行記を書かなくちゃ・・と思いつつ、進まずにいます。
その結果、日常に思ったこと、感じたことも書けずにきてしまったので、
ここではこだわりを捨てて、「大連は書けるときに記録すればいいや」ということにしました。

そこで、今日は大連を離れて、最近のできごとについて。



6月末の日曜日に、久しぶりに雙葉の同窓会がありました。
最近は、お笑いタレントのいとうあさこの出身校ということで、少し話題になっているようですが、
幼稚園から高校までの一貫教育の女子校です。
私は、小学校3年から高校までの10年間をここで過ごしました。

この時期をドップリと過ごしたせいか、
思っていた以上に、価値観やものの考え方、生活習慣など、
自分のベースとなる部分に染み付いていることとを、改めて感じました。



傍から見れば、まぎれもなく100人近いオバサンの集まり。(恐ろしいですね。)
全然変わらない人もいれば、
中には卒業以来とか、10数年ぶりのせいか、
正直なところ、最初は、すぐには誰かわからない人もいます。 (お互いさまです。。苦笑)


でも、ちょっと話している姿を見ていると、「ああ、○○さんだ。変わらないなぁ」って、思うんです。
話し方、しぐさ、雰囲気・・・って、変わらないものなんですね。
隣に座っていた友人が、ふと「人間の本質って変わらないのね~」とつぶやいたのが、
とても印象的でした。



特別に親しかったわけではない友人とも、席が近ければごく自然に話せる。
昨日まで、同じ教室にいたかのように、とても自然で居心地の良いひと時でした。
みんな、ご主人もお子さんも立派らしいのですが、そんな話題を出す人も、
自慢話をする人もまったくいなくて、
そんな空気にとても心地よさを感じました。

この居心地の良さは、どこから来たのか。。
物事に関する感覚、コミュニケーションのスタイル、
お互いの常識などをかなり深いところで共有している人たちの集まりだからなのでしょうか。




「人」に関する仕事をしていて、一つの信念として、
「人は変われるもの、成長するものだ」という強いこだわりを持っています。

どんな人であっても、気づきやきっかけ、意思があれば、必ず伸びる可能性がある。
だから最初から決め付けたり、あきらめたりせずに、
気づきや成長のに働きかけたり、機会を提供すべきなのだと思うのです。

もちろん、人の育成は企業にとっては投資なので、
優先順位をつけたり、集中的な投資を行うことは必要かもしれませんが、
それでも、根っこの考え方として、誰にでも伸びしろはあると言えるのではないかと思います。



この「成長」と、私が同窓会で感じたところの「人間の本質は変わらない」は、
決して相反するものではないことも、改めて考えさせられました。

「三つ子の魂、百まで」といいますが、
学校時代までに身に着けた根っこの価値観や感覚、習慣は、
いくつになっても変わらないのは、本当のようです。

その上で、学ぶ(勉強だけでなく、幅広い意味で)ことによって、
身に着けるものが、その後の「成長」の部分なのではないでしょうか。

実際、同窓会であった友人達は、誰もが、「変わらない」ものを持ち続けながら、
子育てやいろいろな社会的な役割を担いながら、立派な大人に成長していました。


会社という組織において、大事なのは、
「価値観」などの変わらない部分を共有できる仲間を招くという『採用の目利き』と、
人々の可能性を信じて、成長に働きかけるという『育成』の双方
なのだということを、
こんな場面を通して、再確認したのでした。

同時に、今はほとんど終わってしまった自分の「子育て」で、
正しい価値観や生活習慣を子供達に与えることができたのか・・と、
思わず反省と後悔がある一方で、ほんのちょっとだけ自負もあったりするのでした。
(親ばかです。。)



【どうでもいい余談】
いとうあさこのネタに、「雙葉では校長先生を"校長さま"と呼ぶ」というのがあります。

これは、校長の役割を、先生ではなくてシスターが担っていらしたので、
「校長先生」ではなかったという事情があるのですが、
私達にとっては特に違和感のない表現であっても、確かに周囲から見たら、ちょっとヘンかも?

でも、最近は修道院の事情もかわって、50代以下の日本人シスターはいらっしゃらないそうです。
そこで、今年から校長の役割を教師が担われているということで、
雙葉でも、晴れて世間並みに「校長先生」と呼ぶようになったそうです。

こんなところにも時代の変化があったんですね。






2010年7月 1日 12:41続きを読むプライベートな日常

コミットメント

今日のひとこま  (本文とは関係ありません)
   0524.gif

真剣に考えなくてはならない時は別ですが、
作業的にパソコンに向かっている時は、
テレビをつけて、何となくその音だけを聴きながら、
世間の動きに触れることが、の私の習慣に
なっています。(俗に言うところの、ながら族ですね。 笑)

今朝も米軍の普天間基地移設問題について、
民主党、社民党、自民党の議員の討論が流れており、
少しばかりイライラしながら耳を傾けてしまいました。


政治のことは難しくて、私には不用意にモノを語ることはできませんが、
なぜイライラしたのかというと、
与党議員の発言があまりにも無責任なように感じたからです。

「こういうのを、コミットメントのなさによる無責任と言うのだろう」
と思わずにはいられませんでした。


たまたま、最近関わっているプロジェクトにおいても、
「使命・責任」「権限」の問題が大きな課題となっています。

「権限委譲」など、権限についての議論はなされるのですが、
その前提であるはずの「使命」や「責任」についての意識は希薄ではないか・・・
ということが、そこでのテーマです。

そもそも「権限」は、自らの「使命や責任」を全うするために必要なものです。

そして、その「使命や責任」を全うするには、本気で向かう姿勢(コミットメント)が不可欠です。

この「使命や責任」があいまいであったり、その意識が希薄なまま、
「権限をくれ」「権限を委譲しよう」というのは、本末転倒。



普天間問題の原因となった民主党のあり方は、
まさに、この問題と通ずるところがあるように思いました。

自民党政権が長期にわたった結果、「政権」という「権限」を獲得することだけが目的化し、
実態認識が甘いままで、大風呂敷を広げてしまった。

他人(自民党)のやり方を批判することしかなかった人たちが、
与党となって、今度は自分達が責任をもって問題解決をできるか・・というと、
そんなにやさしいことではなかった・・・というところでしょうか。

少なくとも、今朝の討論を聴く限りにおいては、
無責任な言い訳が続き、
「何があっても、必ずやり遂げる」というような「使命・責任」「本気度(コミットメント)」は
感じられませんでした。




もちろん、自民党のやり様も決して十分ではなかったし、
保守的で前に進まない側面があったのも事実です。

私見ですが、あまり長いこと政権が固定すると、
与党も野党もそれぞれに限界を抱えてしまうように感じました。

「統合と分散のように、企業は左右に揺れながら成長していく」という話をよく聴きますが、
政治の世界も同じかもしれません。


【ちょっと長い余談】

どんな仕事であっても、
自分自身がその必要性を感じて、自分の責任で引き受けた時が、
一番力が出ると思いませんか?

どんなに大変でも、強いコミットメントをもって、本気で真剣に取り組み、
それでいて、ストレスは感じない。
むしろやりがいを感じる。。




13年にわたるコンサルティングの仕事で、印象に残った仕事の一つに、
こんなケースがありました。

世間で注目されていた再生案件で、
3ヶ月で評価制度を中心とした人事制度の再構築するというプロジェクト。

諸事情から給与制度には手をつけられなかったため、
インセンティブ制度を再設計して、社員に再生に向けてのドライブをかける・・・
という話になりました。


インセンティブ設計は、当初のコンサルティグのスコープには入っていません。
すでに時間に追われる、厳しいプロジェクトだったので、
「ワイアットさん、これもやってよ。」という先方のCEOの言葉に、
当然のことながら、こちらのメンバーは3人とも、一瞬固まって考えてしまいました。

沈黙がしばし。。

そこで、ふと私が「やりましょう。」と言ってしまったんです。
何で、そんなことを言ったのか定かではありませんが、
「彼らにとって必要なんだろうな。」「数字面はけっこう得意なので、何とかできるんじゃないかな・・。」
なんて思ったら、つい「やりましょう」という言葉が出てしまった・・といった感じです。


言うまでもなく、徹夜・休日出勤を続けて、
シミュレーションや仕組みの模索に邁進することになりました。
もちろん、一人ですべてやらなくてはならなかったわけですが、
それでいて、充実感があって、イヤではなかった。

自分で必要性を感じ、自分でコミットしてやることを宣言した。
だから、やり遂げることに対する「責任感」と、
それをやり遂げたときの「達成感」はひとしおだったのだと思います。


今でも記憶に残る「暑い夏」でした。



2010年5月23日 14:00続きを読む仕事人としての日常コメント(2)トラックバック(0)

現場訪問

今日のひとこま  (本文とは関係ありません)
  0502-1.gif


コンサルタントという仕事は、始めから目指して着いた職業ではなくて、
たまたま巡りあった仕事だったのですが、
これが私にとっては天職でした。

問題解決のプロセスそのものにすごく納得感を感じた
のと同時に、
まっとうな厳しさがとても心地よくて、
こんな世界があるのか・・・と思ったものです。

(もともと、スキーやボートと、運動会系ではあるけれど、
ちょっと厳しい世界が好きだったので。。)


コンサルティングの仕事のもう一つの魅力・・・
それはいろいろな業界のプロフェッショナルと触れることができること、
生でビジネスの構造を知ることができること、

です。

事業会社にいたころは、
その会社の業界や、あるいは自分の仕事の周辺のことは、深く知ることができましたが、
やはり限られた世界。

その後、専業主婦時代には、ビジネスの世界からしばらく離れていました。

それが、今の仕事になると、経営者やキーマンへのインタビューや討議が多く、
しかもその会社の事業に関わるすべての人たちに話を聞くことができるので、
幅広く、エッセンスを知ることができます。

これって、私にとってはすごく魅力。 
コンサルタントになったころは、世の中の構造が見えるようで、
面白くて仕方ありませんでした。


この魅力は、コンサルタント歴13年になる、今でも変わりません。

経営者はリーダー層のインタビューもさるものですが、
それと同じくらい、あるいはそれ以上に好きなのが現場訪問


先日、巨大な装置産業を支える工場を訪問し、
現場の見学、マネジメント層との議論、班長さんたちとのグループインタビューなどをする機会を得ました。

若干、出張疲れしていた私ですが、
この現場訪問は、けっこうワクワク気分で出かけました。

というのは、まさにサービスを生み出す現場で、
日々、どのような問題が起きているか、
それに対して現場の人たちがどのような知恵を使っているか、
など、机上ではわからない話や場面に直接触れることができるのです。

そこでは、想像を超えるような技術や工夫、知恵が蓄積されていて、
いつも感心させられてばかりで、時には感動すら覚えることがありました。

今回も、期待を裏切らない知恵と技能の宝庫。

この会社の場合、いろいろな分野の現場がありますが、
それぞれがこうして事業を下支えしていることを改めて実感したのでした。



【余談1】
どうも私にはヘルメットは似合わないらしい。
ガラスに映った自分の姿を見ると、やっぱりヘン。
着こなしならぬ、かぶりこなしが出来ず、なんともこっけいな姿になっています。 (苦笑)


【余談2】
実は私にとっては、工場は縁遠いところではありません。
父が古川電工の日光の工場に勤務していた小学校2年生までは、
工場の敷地内を通って通学していました。
何となく、工場の雰囲気が懐かしくて好きなのは、そのあたりにルーツがあるのかも。。




2010年4月28日 08:56続きを読む仕事人としての日常

株式会社コムファクト ・・・法人化しました


ここしばらくブログのアップもしてきず、ご報告が後になりましたが、
この4月は一つの転機となりました。

ワイアット退職後、インディペンデント・コントラクターとしてコンサルティングの仕事を続けてきましたが、
3年目を機として、4月6日に株式会社コムファクトを設立しました。

・・って、ちょっと大げさかもしれませんが、
本気で仕事をしていく、世の中に提供できる価値を追求していく・・という覚悟の宣言です。




税理士の先生によると、「皆さん、まず法人化しちゃうんですよ。
曽根岡さんみたいに、軌道に乗ってからっていう方が、めずらしいです。」とのこと。

法人設立って、大変なことかと思っていましたが、やってみると、本当に簡単なんですね。
まずは形を整えてから、真剣に事業に取り組む・・・という人が多いのも、なるほどと思いました。
大事なのも難しいのも、その後の事業展開なんだと、改めて実感。。


私の場合、独立以来、大型案件に関わらせていただいてきただけで、
「軌道に乗った」というわけではありませんが、当初の不安感はかなりなくなってきました。
(単なる慣れかもしれませんが。。)

ここで惰性に流されて自分自身が陳腐化しないように、
心機一転、気持ちを引き締めて仕事をしていきたいと思います。


準備中の多かったホームページも、これを機にコンテンツを充実させていきます。
お時間があれば、のぞいてやってください。



2010年4月 6日 14:56続きを読む仕事人としての日常コメント(2)トラックバック(0)

ワトソンワイアット 最後の同窓会

今日のひとこま  (本文とは関係ありません)
  0310.gif

少し前のことですが、先週の金曜日に、以前勤めていたワトソン ワイアットのアルムナイに参加してきました。



アルムナイとは同窓会のことで、
外資系のコンサルティング・ファームでは、
卒業生(退職者)に年に1~2度声をかけて、現役社員も含めて交流を深めているところが多いと聞いています。

ワトソンワイアットでも、もう15年くらい続いているのではないかと思います。
毎年、ちょっとおしゃれな感じのイタリアン・レストランで、
懐かしい先輩や同僚、そして後輩の方たちと、楽しく語り合うひと時を過ごさせていただいています。



「最後の」というのは、同社が同じく人事コンサルティング・ファームの旧タワーズ・ぺリン(TP)と合併し、
最近、「タワーズ・ワトソン」と社名も変わったからなんです。
「ワトソンワイアット」としてのアルムナイは、今年で最後で、来年からは旧TPの方たちも含めた
拡大バージョンで実施されるそうです。


ワイアットの東京オフィスは70人程度と小さい所帯だったので、
私自身は、10年目を迎えたころに多少変化が欲しくなって、卒業を決意したところもあります。
変化するということは、多少の不安もあるかもしれませんが、何が起こるかと楽しみなところもあります。
こうして合併があると、否が応でも変化があって、社内にいる人たちがちょっとうらやましいような気もしました。




というわけで、
来年からの、「タワーズ・ワトソン」のアルムナイも楽しみに感じながら、
最後の「ワトソン・ワイアットのアルムナイ」を堪能してきました。


当日は、卒業生・現役ともに多くの方が集まり、懐かしい話がつきませんでした。
特に、私の上司であり師であった社長の淡輪さん、前社長の高橋俊介さんやキャメル山本、
その他のトップコンサルタントの方々は、
相変わらずのご活躍ぶりで、いつものように、楽しくて刺激になる話題を振りまいてくださいました。

ワイアットの卒業生には、他のファームや事業会社で働く方たちもいれば、
独立して会社を起こした方もたくさんいます。
皆さん、それぞれに大変な活躍ぶりで、さすが・・と驚いたり感心したり。。



中でも、中国に人事コンサルティングのビジネスを展開された
町田さんのお話が印象に残ったので、ちょっと紹介しておきます。

0310-2.gif

最近、本を出版されたということで、私もさっそく購入しました。
まだ、読んでいないので中身については何もいえませんが・・・、
具体的な事例が載っていて、わかりやすくて面白そうな感じです。

巨大なマーケットとして中国が注目されている昨今、進出を考える日本企業は多いと思いますが、
商習慣や文化の違いに戸惑うことも多いだろうということは私でも想像されます。
特に、「人」を対象とする人材マネジメントは、もっとも難しい分野なのではないでしょうか。

そこに、中国の会社とのコラボで、日本のコンサルタントがサポートするという発想は、
まさに時流とニーズを読んだビジネスだと、感心しました。



最近、少し距離ができてしまっていましたが、
こうしてみると、やはり古巣は良いものだなぁ・・と、しみじみと思った夜でした。





2010年3月11日 01:05続きを読む仕事人としての日常コメント(2)トラックバック(0)

警報と慣れ

今日のひとこま
0301.gif


昨日は、チリ大地震の影響で生じた津波の警報で持ちきりの一日でしたね。
一部、浸水などの被害はあったものの、幸い、大きな被害に至らず良かったです。


ところで、この警報のあり方、「過剰では・・」という声も多いようですね。

私も、テレビでフィギュアスケートのエキシビジョンを観ていて、
画面の真ん中の大きな日本地図がちかちかと点滅するのをうっとうしいと感じたりしました。

「もう少し小さくしてくれるとか、せめて画面の右下にでも持ってきてくれたらいいのに。。」
「第一、たいした津波じゃないんじゃないかな。。」
などと。。



今日になって、「津波は予想外の被害に至ることもあり、
今回は大事に至らなかったものの、慎重に警戒するに越したことはない」
という説明を聞いて、
「なるほど。 リスクを最小に抑えるためには、警戒しすぎることはないということか。。」
と納得したりもしました。



そこで、思い出したのが火災報知機。
以前、会社に勤めていたころも、時々報知器が鳴ることがありました。
そのとき、私達がとった行動は・・・、何もしない。

誤作動やいたずらで鳴ることようなことを、何度か経験すると、
「どうせ、また間違いだろう」と思い込んでしまうんですね。

過度な警告があって、結局なにも起こらない・・ということがあると、
そこから、ヘンに学習してしまうような気がします。

今回も、非難警告があっても動かなかった人が多かったと聞いています。
「やっぱりね。」「下手に動かなくて良かった」という慣れになってしまわないか、
ちょっと心配。



リスクに対する感度の低さや慣れなど、人の心理に関わる施策は難しいものだと、改めて感じました。

責任を回避するとか、安全再度を最大限にとる・・といった視点だけでなく、
もっとも効果的な落としどころを見極める。。。
企業における施策にも同じような難しさがあるような気がします。




2010年3月 1日 11:18続きを読むプライベートな日常

中国行脚

今日のひとこま
0227-2.gif

ブログのアップもしないままに、2月が終わろうとしています。
間があいてしまうと、なかなか再開のきっかけがつかめずにきましたが、
所詮、備忘録代わりのブログです。
軽い気持ちで再開することにしました。

今回からは、今日のひとこまとして、
ブログのテーマに関わらず、冒頭にチワワンズの画像を1枚載せることにしました。
私の癒しや幸せの源泉です。
なんとなく、ワンコブログになってしまいそうですが、ほっとする一画面を眺めつつ、
いろいろな出来事を振り返ったり、いろいろな想いを文字にしていきたいと思っています。



さて、ブログ更新のなかった間に、何をしていたかというと、
関西・中国地方の大型案件を中心に、研修講師の仕事やマーケティング会社のお手伝い、
自分の会社の法人化の準備を進めてきました。

中でも、関西・中国地方の案件は3年目を向かえ、いよいよ佳境に入ってきました。
今年になってからは、毎週出張が入り、岡山と広島、岡山と米子など、
あちこち組み合わせて走り回っています。


この仕事は、私のコンサルタント人生において、もっとも大きなテーマの大きな案件になりつつあります。
独立して仕事をするようになってから、トップコンサルタントである上山信一さんのもとで、
このように大きな案件に関わらせてもらえるのは、とても幸せなことです。



そんなわけで、この巡り合わせには本当に感謝・感謝で、まったく不満も文句もあるはずがないのですが、
体力的には、ややきついです。 若くはないので。。 (^^;

といっても慣れ・・ってありますね。
最初のころはしんどかった、始発新幹線、最終新幹線に乗ることは、なんともなったし、
岡山に行くのが当たり前になると、大阪は「ちょっとそこまで・・」という感じになってきました。



初めてのところ、初めての経験というのは、発見があって面白いのですが、
その一方で、帰ってきてから、どっと疲れているのを感じます。
やっぱり緊張するのかな。。


今週は、岡山 ⇒ 米子 コース、日本海側を訪問するのは初めてでした。

単線の特急列車における「すれ違いのための待機」、
米子空港までの、超レトロな2両編成ワンマン電車の運転席の様子や手動ドアなど、
電車に乗っているだけでも、初体験の連続でした。
(手動ドアのワンマン電車では、「ちゃんと降りられるかしら・・」とちょっと緊張しましたが。。)

また、出張先に宿泊するときは、可能なかぎり、現地のコナミに行っているのですが、
そこでプログラムに参加したり、サウナで地元の方たちとお話するのも楽しみです。
米子は、9時には街が真っ暗な感じでしたが、コナミだけは11時までやっていました。
皆さん、とてもフレンドリーで穏やかで、サウナではほっと心温まるひと時をすごさせていただきました。

米子でであった方たち、いろいろな発見や楽しい会話をありがとうございました。



今年は、さらにいろいろなところを訪ねることになりそうです。
クライアントとのミーティングや現場の見学はもちろんですが、
どうせ行くなら、電車や街や、そしてコナミで、
いろいろな人たちと接するのが楽しみになりそうです。



2010年2月27日 11:10続きを読む仕事人としての日常

新幹線 あがったりさがったり


ブログ更新をせずに過ごしているうちに、あっという間に月末になってしまいました。
まずい。。
少し振り返りながらでも更新しなくては。。


さて、今年も毎週のように関西・中国地方への出張が続いています。

最初のころは、「新幹線に乗る」というだけで大事だったのに、
今では、片道3時間~4時間の往復も、普通に生活の一部になってきました。

週に2往復であったり、
始発の新幹線で出かけて、休憩もほとんどなく5本のミーティングを済ませ、
最終の新幹線で帰る・・・なんてことも、しばしば。 
往復の新幹線では、もちろん爆睡。
かなり効率は良いものの、あまりの眠りの深さに、
どんな顔で寝ているのか、自分でも怖くなります。(苦笑)

いつも感心するのは、これだけ新幹線に乗っていて、遅れたことが今まで一度もなかったことです。
飛行機で大阪や広島に行くと、遅れることの方が多いくらいだし、
中央線が、止まったり遅れたりしても、全然驚かなくなっています。
ところが、新幹線は、必ず定時に発車/到着する(・・・というイメージを持っている。)


技術・技能の集大成による新しいシステムであり、
日本の鉄道業界の「定時運転」へのこだわりが集大成したものだからなのでしょうか。
利用者としては、「あたりまえ」のことになっていますが、
考えてみれば、つくづくすごいことです。



昨日、その新幹線が、珍しく遅れました。

最近、「カスタマー・エクスペリエンス」(顧客経験価値)について、考えることが多くなりました。
このことは、別の機会に書こうと思いますが、
とにかく日々の消費活動において、ただぼーっと受け流したり、不満を感じて終わってしまうのは、
もったいないと思うようになりました。
自分が実際に経験するカスタマー・エクスペリエンスの一つ一つに、
他の業界や会社において、現場の改革や施策を考えるヒントがあるように思うのです。


そこで、以下では、
「新幹線に遅れが発生した場合のカスタマー・エクスペリエンス」もどき・・・です。
(というより、単なる一顧客のぼやき・・かな。笑)


2010年1月29日 04:58続きを読む仕事人としての日常

年の初めに想うこと


あけましておめでとうございます。
年があけて最初のブログ記事になりますが、
今年も思うこと、気づいたことなどを、つれづれに記録していきたいと思います。


新年の朝は、毎年家族でささやかなおせち料理とお雑煮を前に、
「今年はこんな年にしよう!」と乾杯をして、始まります。

今年は、チワワンズも加わり、いつもよりも賑やかな(うるさい)なか、
「昨年は、子供達がみんな頑張った良いとしだったね。今年は、親が頑張る番だね。」
なんてことを、語り合いながら、
いつもと同じように1年が始まりました。


その後、の~んびりした元旦を過ごしながら、
「頑張るって、やっぱり仕事のことだよね・・」なんて、一人思ったりしました。

「頑張る」って何をどうすることだろう。。


独立して3年目になりますが、最近、ようやく自分らしい働き方が見えてきたような気がしています。
最初のころは、同じように独立した人たちの多くが目指す「起業」のようなことも考えましたが、
結局は、目の前のクライアントの仕事に終始してしまい、
「コンサルタント」としての活動から一歩も進むことができませんでした。

なんとなく、「独立したからには、起業」という思い込みがあり、
2年が経つころには、「危機感」に似たものも感じました。
それでも、結局は、昨年と同じような状態で、新年を迎えてしまいました。


でも、最近、自然とビジネスパートナーが増えてきたり、
一方で、プライベートとのバランスのとり方が変わってくるなど、
自分がどのように働くのがあっているのかが、わかってきたような気がします。
「独立」という不安定さから、根拠のない「不安」につながっていた当初に比べると、
何かふっきれたと言っても良いかもしれない。
開き直り・・と言われてしまえば、それまでかもしれませんが、
妙に納得している自分がいるんですね。 最近。

その原因のひとつは、
独立して以来、参加させていただいている大きな案件にあるように思います。

この案件は私のコンサルタント人生において、もっとも印象にのこる案件となりました。
詳しく書くことはできませんが、社会的な意義も大きく、多くの人にかかわり、多くの難しさをはらむ案件です。
この仕事に関する想いについては、別の機会に書くことにして、
とにかく今年も、このような仕事に関わらせてもらえたことに感謝しつつ、
全力でできる限りのことをするつもりでいます。

というわけで、今年「頑張る」のは、まずは目の前にあるこの仕事。
そして、縁あって関わらせていただく、すべての仕事に全力であたるのは、今までと変わりません。


加えて、もう一つ。
「今、できること」 「今、やりたいこと」にとりあえず着手してみる・・・
そんな年にしたいと思っています。

というのは、「まだこれは時期ではない」「まず、いやなことを片付けてから、好きなことに着手する」
という癖が子供のころからあって、
結局、やりたいこと、好きなことの時機を逸することが多かったような気がします。
だから、今年は、「とりあえず、やりたいことには着手」してみようと思います。


仕事では、「PDCAをまわすためには具体的な目標を」と人には言っている私なので、
「そんな抽象的なこと?」と言われてしまいそうですが、
この2つを、「今年の頑張る」ことに定め、自然体でいきたい・・・
と想う年の初めでした。



2010年1月 2日 04:32続きを読むプライベートな日常

懺悔・・・そして宣言


今年もいよいよ残すところ2週間を切ってしまいました。

今週も木・金と岡山・大阪に出張がありましたが、
新幹線エクスプレスの予約回数が200回近くなりました。
独立以来、お手伝いさせていただいている変革のビッグプロジェクトも3年目、
また新たなフェーズに入ろうとしています。

ワイアット時代も4年以上にわたりお手伝いさせていただいたクライアントがありました。
これだけ長くなると、外部の人間とはいえ、クライアント社内に知り合いも増え、
愛着・コミットメントがきわめて高くなってきます。




それはさておき、この時期になると一年を振り返ったり、来年はどうしようか・・・と、
私も一応考えたりします。


今年のはじめには、独立2年目になるので、「そろそろ基盤を整えよう」と考え、
Webサイトの構築に着手しました。
コンテンツ作成からサイトのデザイン、製作会社の方とのやりとりなど、けっこう燃えて着手しました。

そして、このブログのほかに、ホームページやメルマガ(ショートコラム)などの
ハコができたのが、5月の末。

ちょうどこの頃から、毎週のように関西・中国地方への泊まりの出張が続くようになりました。
仕事をしているときは頭が活性化しているのでよいのですが、
若くはないので、さすがにその前後に疲れがたまります。

さらに、無計画にもワンコ(まいちゃん)を迎えてしまい、
プライベートも「二度目の子育て」というわけで、妙に充実してしまいました。




「生来なまけもので、熱しやすくさめやすい」私は、こんな状況のなか、
ついつい目の前の仕事とプライベートな生活に甘んじてしまったのが、今年の後半でした。

コンサルティングの仕事は面白いし、とことん好きなので優先度が下がることはないのですが、
営業的な活動や自分を打ち出すことは、あまり好きではないんですね。 たぶん。

その結果、サイトのハコを整備したのはよいのですが、
いざ、これからコンテンツを磨いていこうという段階にきて、放置状態になってしまいました。




ここまでは、「懺悔」のつもりです。
といっても、やや、言い訳っぽいかも。。


でも、実はずっと気にはなっていました。
最近、「年があけたら、気持ちを入れ替えて。。」と思っていたところに、
前回のブログ記事に、「女性コンサルタントの二人言からのファン 」さんから、コメントをいただきました。

「ショートコラムを書いてほしい」という励ましのコメント(お叱りのコメント?)ですが、
本当にありがとうございます!!

サイトやメルマガでの発信は、ややもすれば一方的になってしまいますが、
読んでくださる方がいること、その方から何らかのお声をいただくことは、
とても励みになります。

ましてや、怠けになまけて、「何とかしなくちゃ」と思っていたところに、
「待っているよ」というコメントをいただいて、背中を押された気がしました。





以前、「女性コンサルタントの二人言」に、
「物事を成し遂げるために一番必要なものは何かと問われたら、私は迷わず本気度と答えます」
と書いたことがあります。

なまけものの私の場合、本気度をあげるためには、
「宣言して自分を追い込む」ようにしてきました。
(要は、追い込まれないと、なかなかやらないんですね。)




そこで、決意しました。

今年後半の状況を懺悔するとともに、宣言します。

「来年は、サイトの整備、発信の優先順位を上げて、必ず前に進めます。」






2009年12月19日 06:05続きを読む仕事人としての日常

目標と手段


先日、次男が大学の「ドリームネット」というサークルのイベントで、
卒業生(若手)との意見交換会に参加したそうです。



夜遅く帰ってきた彼が、こんなことを言いました。
「だめだなぁ、俺。 何にも考えていないよ。  何やってんだろ。」

彼がこんな調子で私に話をはじめるときは、たいてい長くなります。
久しぶりのことだったので、「今夜は長くなりそうだな。。」と思いながら、
「どうして?」と聞いたのでした。


そこで彼がいうには、
「俺さぁ、将来なにになりたいの?って聞かれると、
 コンサルタントになりたいとか、起業したいとか、そんなことを答えるものかと思っていた。
 でも、ある先輩がいうには、そんな目先の具体的なことじゃなくて、
 もっと長い目で何をしたいかを大きく考えろ
って言うんだよ。」






なるほど、良いことを言う先輩じゃないですか!
まさにその通り。

何かを極めたい、何かのプロになりたいという具体的な目標は、
何かしらの価値を生み出せるような段階になって、初めて言えることだ・・・

というのが私の持論です。


もちろん、中には子供のころから得意なこと、好きなことが明確で、その道に進みたい・・
ということが明確な人もいます。
でも、そういう人はまれです。
多くの人は、自分は何が得意で、何ができるのか、本当に見えてくるのには時間がかかります。


ましてや、学生の時代は、世の中の構造や、どんな仕事があるのかについて、
いくら調べたり勉強したりしても、まだまだ見えない・知らないことがたくさんあります。
自分でも気がついていない無限の可能性を誰もが持っているのです。
そこで、安易に 「自分は○○になる」と、将来を限定することはないのです。


大事なのは、自分がどんな人生を生きたいのか、
何に価値を感じて、何をよろこび、どんな存在になりたいのか。

そういったことを常に考え、自分に問いかけ、追求することではないでしょうか。


その大きな目標に到達するための手段はたくさんあります。
当面、どんな経験をするのか、どんな仕事につくのかは、その入り口の手段です。


もちろん、実際には、自分からアプローチしていかないと何もはじまりませんが、
どんな場を得るのか、どんな仕事につくのかは「偶然」によるところも多いのが現実です。


若ければ若いほど、将来の可能性は幅広いものです。
ましてや、学生の段階では、制限などまったくありません。
息子達には、
安易にどんな仕事につきたいか・・を考えるのではなく、もっと大きな視点で考えてほしい。
手段から自分の目標を考えるのではなくて、まずは骨太な大きな目標を考えてほしい
と思うのです。


そんなわけで、この夜、彼と久しぶりに長~く語り合ったのでした。





それにしても、こんなふうに思う気持ちを、彼の「先輩」が伝えてくれたことに感謝・感謝です。

この「先輩」、学生の立場から見れば「先輩」ですが、
会社や仕事社会においては、新入社員に毛がはえた程度の年齢です。

私自身がこの年代のときには、まったくそんなこと、考えもせず、お気楽に過ごしていました。

「う~ん、今の若手は立派だなぁ。 大したものだなぁ。。」
と、感心するばかり。

いろいろな意味で、考えさせられた夜でした。






2009年12月12日 17:40続きを読むプライベートな日常コメント(2)トラックバック(0)

心に触れることば(2)・・・電通の「鬼の十則」


前回、「こころに触れることば」として、カネボウ(現クラシエ)の企業理念を紹介しましたが、
もうひとつ、とても影響を受けたことばがあります。

あまりにも有名なことばなので、ご存知の方が多いと思いますが、それは、
電通の「鬼の十則」


同社の4代目社長吉田秀雄氏が、1951年につくったと言われている
電通社員の行動規範規範です。

仕事をしていく上で、あるいは生きていく上での、本質を突いていて
わかりやすいことばとして、世間で広く評価されています。


1.  仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない

2.  仕事とは、先手先手と働き掛けて行くことで、受け身でやるものではない

3.  大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする

4.  難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある

5.  取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは......

6.  周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、長い間に天地のひらきができる

7.  計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる

8.  自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない

9.  頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ

10.  摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる


私もコンサルティングの世界に入った駆け出しのころに、
厳しく指導してくれた先輩コンサルタントに
「机の前に貼っておけ」と渡されました。


広告マンの仕事だけでなく、あらゆる職種に通用する、「プロフェッショナルの心得」のような
ことばで、一つ一つをコンサルティングの仕事に置き換えて考えると、
「ごもっとも」と思うことばかりです。

まさに「心に触れることば」でした。


いまいちど、あらためて自分自身に言い聞かせるとともに、
次世代の若手の人たちや、息子たちにも届けたいことばとして、
ここに記録したいと思います。





2009年11月21日 10:59続きを読む仕事人としての日常コメント(2)トラックバック(0)

心に触れることば ・・・クラシエの企業理念


このところ、すっかりブログ更新を怠けてしまいました。
「あ、ブログに書いておきたいなぁ・・」と思うことがありながらも、
夜中になると睡魔に負けて、ついついベッドに・・・という日々が続いてしまったわけです。

ここで気を取り直して、少しずつ記録していこうと思います。



今日は、「心に触れることば」について。



株主利益を重視するあまり、利潤追求に過度に走ってしまったり、
問題発生を何とか防ぎたい一心で、失敗を隠してしまったり、
あるいは意図したわけではないが、重大事故を起こしてしまったり・・・、と、
不祥事を起こした会社のニュースは、時を問わずに耳に入ってきます。


自分たちの利益を追求した結果というケースもありますが、
「何とかしたい」という思いが、まちがった行動を誘発したケースも少なくありません。

また、思慮や配慮が十分でなかったり、考えが甘かいことから、
そんなつもりではなくても、まちがった行動にいたってしまったケースもあることと思います。



いずれにしても、ひとたび不祥事を起こすと、世間の追求と厳しい非難を受けることになるわけですが、
そこで働く人たちは、どんな思いをしているでしょうか?

世間からは、その会社の社員ということで白い目で見られるだけでなく、
多くの人は、自分が所属している会社が不祥事を起こしたということ自体に、
深く傷ついているに違いありません。



こうした不祥事を起こした会社の、信頼回復のためのその後の取り組みには、
真剣に苦しみ、再興を目指して、問題解決に向き合っているだけに、
とても勉強になるものがたくさんあります。

先日、そんな視点で調べ物をしていて、
中でも、「カネボウ(現クラシエ)の企業理念」が特に印象に残ったので、
ここに記録しておきたいと思います。



⇒ 「続きを読む」へ




2009年11月16日 08:47続きを読む仕事人としての日常コメント(1)トラックバック(0)

「いつでも辞められる」という覚悟


今持っているものへの執着や、今後へのとらわれが強くなると、
ついつい保身に回ってしまいがちですよね。


ところが、先日、ある会社の現場のリーダーの方から、次のようなお話を伺いました。

  「現場を預かるわれわれは、現場のため、職場のため、顧客のため・・といった視点で判断すべきで、
  自分の身を守るようになってはおしまい。

  問題が発生したときは、社員に責任を追及するのではなく、
  管理側の問題、自分の問題として原因を深くえぐっていく覚悟が必要。
  必要があれば、本社や上層部への提言や交渉もいとわない。」


すばらしい現場リーダーだと思いました。
実際、現場はとても活力があるようでしたし、さまざまな問題が自律的に解決されているようでした。
この方の下で働く人たちは、とても幸せだと思います。


彼が、最後に言った言葉が印象的でした。

  (この会社は、典型的な終身雇用の会社なのですが・・、)

  「自分の本来の仕事ができなくなったら、いつでも辞める覚悟はできている。
   自分と家族の生活くらい、何とかなるように、何ができるかはいつも考えている。」



そうなんです!!
そんな思い切りの良さ、割り切りがあるからこそ、
自分の信じること、本来なすべき仕事を完遂できるのではないでしょうか。


同じような話を、あちこちで聞いたり、考えたりしたことがあります。


⇒ 「続きを読む」へ



2009年10月18日 08:28続きを読む仕事人としての日常

早朝ミーティング


独立してからは、インディペンデントに仕事をしているプロの方たちと、
一緒に仕事をすることが多くなりました。

会社に勤めていたころとは、意識や仕事の仕方やいろいろ違いますが、
特に違いを感じるのは、インターナルミーティング(チーム内の打ち合わせ)です。


中でも、2年以上にわたって続いている大型案件では、
一緒に働いている人たちが、とても忙しいので、
隙間の時間を見つけては、いろいろな場所で打ち合わせをしています。

一番多いのは、そのうちの一人の洗練されたタワーマンションのオフィスですが、
それ以外には、ホテルのラウンジであったり、駅中の喫茶店であったり、
新幹線の中であったり、クライアントの会議室を借りたり・・・と、実にいろいろな所を使いました。

大事なのは、守秘義務の観点から、話の内容が周囲に聞こえないように配慮すること。
新幹線は、周囲に人がいないように、グリーン車の窓側を縦に1列席を確保して、
真ん中に集まって話したり、
喫茶店のときは、かなり早めに行って、隅っこの席を確保したり。。


時間帯も、朝7時半からであったり、夜10時過ぎスタートであったり・・・。
会社勤めのころは、オフィス内で夜遅くに打ち合わせをするのも普通でしたが、
朝早くなったのは、独立してからです。

特に、毎週の出張で、6時台の新幹線に乗ることが多くなったりすると、
朝早いのもまったく気にならなくなりました。

会社勤めのころは、10時からの打ち合わせでも辛かった私には、
考えられないことです。



先日は、朝8時から、あるラグジャリーなホテルで、朝食をとりながらの打ち合わせになりました。
決して贅沢をしているのではなくて、次の約束の前に効率的に時間を確保するには、
そのあたりしかなかったのです。


1015-1.gif  1015-2.gif  

ビジネス利用の欧米人に混ざって、朝食をとりながらの打ち合わせ、悪くありません。
一仕事終えて、帰途についたのが10時前。
近くのデパートがまだ開店前で、時間を得したような気がしました。


でも、それよりもうれしかったのは、このホテルの心地よいサービスに触れたことです。


というのは、実は、このホテル、ワイアット時代に立ち上げのお手伝いをさせていただきました。
当時は、まだ建物も建設中で、東京のオフィスには営業部長と人事部長しかいない段階でした。


本国の持つ魅力を日本人にわかるように伝え、一緒にその価値をつくっていく仲間を
どのように募って、育てていくか。。。
そのための仕組みを、人事部長と2人でアタマを絞って考えたことを懐かしく思い出しました。


影も形もかなったホテルが、
数年たって、こうして、もっともラグジュアリーなホテルとして滞りなく営業していること、
とても心地よいサービスを受けたこと・・・。



これもまた、「この仕事をしていて良かった」と、つくづくと思った瞬間です。


2009年10月15日 08:36続きを読む仕事人としての日常

プロジェクトK (新しい霞ヶ関を創る若手の会)


26日の土曜日に、プロジェクトKによる官民交流セミナー『架け橋』に参加してきました。

プロジェクトKとは、「新しい霞ヶ関を創る若手の会」のことで、
中央省庁の改革案を若手公務員の方々が自ら立案し、進めるという趣旨のNPO法人です。

『架け橋』は、「官民さまざまな人たちがが垣根を超えて交流を深める場として、
有識者による講演、テーマに沿ったディスカッション、プロジェクトKの近況報告」からなるセミナーで、
定期的に開催されています。


前回、JR東海の葛西さんの講演をきくべく、参加しましたが、
そこで、プロジェクトKの中核メンバーの一人である環境省のTさんと知り合いました。

たまたま、私の参加したディスカッション・テーブルのファシリテーターがTさんだったのですが、
彼のファシリテーションの巧みさ、参加者への配慮にとても感心しました。


その後、Tさんは私が主催している勉強会にも参加してくださっています。
民間企業のメンバーの方たちにも、彼の人となりや優秀さはとても評判がよく、
ある意味、新鮮な刺激となっています。



今回のディスカッションでは、総務省の方がファシリテーターでしたが、
Tさんと同様にすばらしいファシリテーションでした。

あらためて、上級公務員の方たちのスマートさとマチュアさ(優秀さと大人度)に感心しています。
特に、Tさんも今回のファシリテーターの方も、年齢は若いのに、
とても「大人」であることが、印象的でした。

政権交代のさなか、「脱官僚依存」が唱えられていますが、
官僚がすべて悪いというわけではないのは言うまでもありません。
にもかかわらず役所文化や仕事のあり方の課題が、
イコール「官僚の問題」として一律に語られのような気がします。

昔と違って天下りも期待できないにもかかわらず、在職中の安い賃金にあえて甘んじて、
「公」という仕事を選んだ今の若手の公務員の方たちには、
本当に志の高い人が多いと思います。

政治と官庁双方の問題を解決し、彼らと真に連携していくというスタンスこそ、
求められるのではないでしょうか。



今回の『架け橋』では、まず、Tさんより、
「プロジェクトKの近況報告」として、彼らの提言内容の簡単な紹介がありました。


book.gifその内容は、先月、出版されたこの書籍にまとめられています。

日本国家の目指す姿と改革の打ち手のつながりが
やや見えにくい感はあるものの、
ビジョンが明らかに示されていて、わかりやすいと思いました。

役所という超保守的組織での改革は、民間企業以上に難しいことと思います。

内部にいると、できない理由にとらわれて、なかなか解を描くことができないものですが、
果敢に挑戦されているあたりは、
志の高さと若手のエネルギーならではないかと思いました。




「プロジェクトKの活動報告」につづいて、経営共創基盤の冨山さんの講演がありました。


⇒ 「続きを読む」へ



2009年9月29日 05:18続きを読む仕事人としての日常

イノベーションの場


このところ、あれこれとやることが多いまま、
夜になると睡魔に襲われ、ブログ更新をさぼってしまいました。

いろいろなことがあったのですが、最初に書いておきいたいと思ったのが、
イノベーションの場への訪問です。


先週の木曜日に、日産の先進技術開発センター(NTAC)を訪問し、
いろいろとお話を伺う機会を得ました。

NTACは厚木の青山学院大学の跡地に、2年前に開設された先進技術の開発拠点です。
緑に囲まれた自然豊かな環境の中に、未来都市のような斬新な建物があらわれ、
まるで日本ではないかのような新鮮さでした。


センターの詳しいことは、いろいろなサイトで紹介されているので割愛しますが、
立ち上げをリードされてきた責任者の方や、開発のフェローの方のお話を伺うにつけ、
「なるほど・・」と感心したこと、共感したことがいくつかあるので、
書き残しておきたいと思います。


いろいろとお話を伺いましたが、中でも印象に残った点はというと、以下の各点でした。

■センター開設の目的
   1.先進技術の開発と商品化の加速
   2.新しい価値の創造

■この目的のもと、「ありたい姿」を明確にし、コンセプトを考えて形にした・・・「人間力発揮の場」
 (背景にある考え方)
     ・ 本質を絶えず問い続ける
     ・ イノベーションは矛盾から起きる化学的現象であり、多様な人の混ざりあいが必要
 (コンセプト)
     「人間力発揮の場」として、「見る」「考える」「作る」「確かめる」ための場をつくる
     (ここでは、シンプルな表現を使いましたが、実際には、ギリシャ哲学の概念を使った
      高尚な表現になっています)
 (形として作られた場)
     「実際にモノ・車に触れる場」
     「コミュニケーションの場」
     「コラボレーションの場」


お話を伺いながら思い出したのは、HP Way (ヒューレットパッカードの組織マネジメントの基本方針)です。

HPも、技術者一人ひとりの力を自社の競争力の源泉と位置づけ、それを最大限に引き出し、
会社の方向性に結びつけることに、とても力を注いできたということで有名です。
HP Wayという基本方針のもと、NTACと同様に技術者が一番力を発揮するために、
技術者同士のコミュニケーション機会を増やすことに尽力し、
オープンな職場環境を整えたり、イベントや情報交換の場を作るなど、
いろいろな施策を講じてきたと聞いています。


日産のコンセプトや考え方にも、HPと共通する部分が多くありました。
技術者のモチベーションを高め、一人ひとりの力(人間力)を最大限に引き出すための環境を、
徹底して考え、こだわり、実際に形にしている日本企業があることに、とても感心しました。


⇒ 「続きを読む」へ




2009年9月20日 09:31続きを読む仕事人としての日常

コンサルタントのこだわり・・・「われわれの身内」


昨日、クライアントのチームメンバーと打ち合わせをしているときに、とてもうれしいことがありました。

彼らが作成した経営層への説明資料を事前レビューしていたのですが、
あるメンバーの方が
「曽根岡さんのほうが、われわれの身内という感じなので、どんどん気付いたことを指摘してください。」
と言ってくださいました。



これは、コンサルタントとしては、ものすごくうれしいことなんです。

コンサルティングの仕事をするときは、
私たちは、「クライアントの問題をともに解決するパートナー」として、
クライアントのために、何が一番良いかを真剣に考えています。

たしかに外部の人間ではありますが、
社内の方々と同じ目線で、とことん本気で考えるのがコンサルタントだと認識しています。



ときどき、コンサルタントを「先生」と呼んでくださるクライアントもありますが、
私は、そのたびに、「先生はやめてください」とお願いしています。

なぜなら、「先生」とは、「正解を教える」人なのですが、
コンサルタントは、
どこにでもあてはまる「正解(絶対解)」を教えるのではなく、
それぞれの企業の状況や問題を解決するための「最適解」を、クライアントと一緒に同じ目線で真剣に追求するのが仕事

だというのが、私の信念です。

この思いは、コンサルタントとして育ててもらったワトソンワイアットで刷り込まれたものであり、
これからも、ずっと私のこだわりです。



ですから、昨日のように、「身内」だとクライアントに言っていただけること・・・
これは、コンサルタントとしての私にとっては、何よりもうれしいことなんです。


このような言葉をいただいたり、クライアントに喜んでいただいけたり、
さらに実際に、クライアントが活力を取り戻されたり、発展されている様子を見せていただくこと・・・
そういったことのために、コンサルティングの仕事を続けてきたし、
これからもできる限りのことをしていきたいと思っています。


そんなわけで、昨日は徹夜明け、早朝新幹線で出かけたにもかかわらず、
帰りの道中はとても幸せな気分で元気いっぱいな感じでした。
昨日いただいた言葉をエネルギーに、ますますチームの方たちと共に走りつづけたいと思っています。





2009年8月25日 14:07続きを読む仕事人としての日常

「躾」 と 「教育」「育成」


チワワの子犬が我が家に来てから、
犬について何の知識もない私は、インターネットであれこれ調べながら、
なんとか子育てをしているわけなのですが、
最近、あらためて気付いたり、考えたりしたこと・・・ それは「躾」です。



「躾」という言葉を国語辞典(大辞林)でひくと、
「子供などに礼儀作法を教えて身につけさせること」とあります。

いろいろな会社で、新入社員について 「躾ができていない」 などという話を聞きますが、
「社会人としての常識を身につけていない」という意味で使われているのでしょう。



ただ、社員に対する「躾」という言葉をきくと、私としては、なんとなく違和感を感じていました。
それは、たぶん「犬の躾」からくるイメージに原因があるのだと思います。

「犬の躾」を勉強した結果、自分が「躾」という言葉に抵抗を感じた理由が、
ますます明確にわかったような気がしました。

なぜなら、「(犬の)躾」は、躾をする側(=人間)が完全に上の立場にいて、
躾をする側(人間)の理論(都合やルール)でなされる性格のものであることを、
あらためて具体的に理解したからです。



辞書でひいたかぎりでは、「躾」という言葉には、もともとは「犬の躾」といった意味はなかったようです。

「無理なく人間社会で生活できるように、人間社会におけるルールを身につけさせる」という意味で、
ペットのトレーニングに「躾」という言葉が使われたのですね。

ですから、「犬の躾」のイメージから、「躾」という言葉に抵抗を感じるのは、本末転倒なのですが、
それくらい「犬の躾」は一般化しているみたいです。



さて、その「犬の躾」ですが・・・、


⇒ 「続きを読む」へ



2009年8月 4日 10:08続きを読む仕事人としての日常

魅力的な女性経営者とのディナー


私がよく行くジムは、都会の真ん中でありながら静かな住宅街の一角にあるせいか、
芸能人や有名人を見かけることが時々あります。
といっても、有名人も一般人も、それぞれが自分のトレーニングを淡々と楽しんでいるので、
どうというわけでもないのですが、なんとなく良い雰囲気です。




また、どういうわけか、偶然、知り合いに出会ったりすることもあります。
先日は、ジムのエントランスで、ある女性に声をかけられました。
彼女は、2年ほど前に一度同じ会合に出席したことのある女性経営者で、
たまたまジムで私を見かけて声をかけてくれました。


私の場合、どちらかというと、人の名前や顔を覚えるのはあまり得意ではないのですが、
彼女は、若くして独立して、立派に会社を経営していて、しかも美人!
とても魅力的なので、私も印象に残っていて、すぐに思い出しました。
(ちょっとおじさんぽいかもしれませんが、
 どういうわけか、私、昔から賢い美人に惹かれてしまう傾向があります。 )


そこで意気投合して、後日、ディナーをご一緒させていただきました。




彼女は、ある外資系のコンサルティング会社に勤務したのち、
独立して、コンサルティングおよびマーケット調査の会社を経営されています。

社員も抱えて、きちんとした会社形態で順調に成長を続けているとのことで、
私にしてみると、まぶしい先輩(年下ですが。。)です。

⇒ 「続きを読む」へ



2009年7月29日 23:45続きを読む仕事人としての日常

日本語の使い方


この頃、テレビのニュース番組を観ていて、ちょっと違和感を感じていることが2つあります。
それは、日本語の使い方。


ひとつは、敬語です。

少し前までは、皇族に関するニュースでは、きちんと敬語が使われていました。
ところが、徐々に敬語を使わないことが増えてきて、
先日のニュースではまったく使われていませんでした。

たとえば、「皇后陛下が海外の訪問先で子供たちに子守唄を披露された」というニュースでは、
「自身が3人の子育てをしたという経験を生かして、子供たちに子守唄を披露しました。
 海外で歌を披露するのは、初めてのことです。」
と女性アナウンサーが表現していました。

民放の報道では、皇族に敬語を使わないことが多くなったように思います。

もちろん、きちんとした方針のもと、あえてそうしているのかもしれないし、
まったく違和感を感じない人の方がほとんどかもしれません。

ただ、このような場でさえ、敬語を使わなくなると、
息子たちの代は、いよいよ正しい敬語に触れる機会がなくなるように思いました。
もしからしたら、「敬語」というものがなくなっていくのではないかと、
ちょっと危機感を感じているのは、私だけでしょうか。。



もうひとつは・・・、



⇒ 「続きを読む」へ




2009年7月15日 05:36続きを読むプライベートな日常

JR西日本社長の起訴・退任に思う


今日は、このブログにしては、真剣かつ真面目に、思ったことを書きたいと思います。


コンサルティングの仕事をしていると、経営者の方たちとお話する機会がしばしばあります。

経営者の方たちは、将来の会社の発展、顧客や社員をはじめとする関係者の幸せのために、
今何をすべきかを悩み、考え、判断されています。
「社員は、自分の担当の仕事、目の前の仕事に追われているので、
経営者と同じ立ち位置で、同じ目線で会社全体の将来を見据え、
本当の意味で悩みを共有できるような人は限られる」 
・・・とおっしゃる経営者もいらっしゃいます。
いわゆる、「経営者は孤独」といわれている所以です。

では、経営者の方たちを孤独にしないために、社員の方たちや、私たちはどうすべきでしょうか?



そんなテーマについて考えていたおりに、JR西日本の山崎社長の起訴・退任のニュースを目にしました。

福知山線の事故は、多くの方たちに不幸をもたらし、
社会的なインパクトも、同社の責任もとても大きいものでした。
被害者の方、ご遺族の方たちの、深い悲しみとやりきれない怒りや思いは、
私などに到底察しきれるものではありません。

このようにデリケートな話題について、私などが語るべきではないのかもしれませんが、
少しだけ思ったことを書かせてください。


⇒ 「続きを読む」へ


2009年7月11日 01:24続きを読む仕事人としての日常

快適! パソコンの引越しが終わりました


昨日は、真夏のようなお天気でしたね。
といっても、エアコンの苦手な私(とチワワ)は、ちょっと汗をかきながら、窓をあけて一日をすごしました。

そんな中で、行った作業は、またまた不得意な分野。
新しいパソコンへのお引越しです。



ワイアット時代は、ヘルプデスクの方にすっかり甘えて、
何から何までお世話いただいていました。
独立して最初のころには、パソコンやプリンター、ネットワーク環境など、
それまで当たり前だった環境を自力で整えるのに、けっこう時間を要したような気がします。


     話はややそれますが・・・、

     そういえば、7月1日をもって、独立して3年目に突入しました。
     いろいろな意味で、厳しくなってきました。
     たとえば、消費税がかかるようになったり、健康保険も任意継続の期間が満了したり。。
      (先日、国民健康保険への加入手続きをしましたが、
      後期高齢者支援金というのもあって、かなり負担額が増えるみたいです。。)
 
     そろそろ、「自分の足でしっかり立て!」ということでしょうか。。 (焦っっ)
    



さて、話は戻って・・・、

⇒ 「続きを読む」へ


2009年7月 8日 01:06続きを読む仕事人としての日常

新ドメインでブログ再開!  ホームページも公開しました!!


ブログ更新がここ10日ほど、滞ってしまいました。
実はこの間、いろいろなことがありました。
メインとなるPCの買い替えや、仔犬との出会い(後日、ブログにアップします)、
毎週2~3日の関西出張。。。

そして、何よりも、社名変更とドメインの引越し!です。
それに伴い、このブログのURLも変更となりました。
(RSS登録してくださっている方は、再設定をおねがいします。)

さらに、昨夜は、念願のホームページ公開にこぎつけることができました。
⇒ ◆組織・人事コンサルティング会社、ComFact(コムファクト)のホームページ◆



3月から着手したWebサイトの整備には、思いのほか時間がかかってしまいました。
社名を考えたり、ホームページのデザインやコンテンツの作成、制作会社とのやりとり・・・、
これだけでもかなりの時間がかかりました。

同時並行で、このブログとメルマガ(そのバックナンバーサイト)を構築し、公開しました。
こちらは、一部制作会社の力も借りたものの、自分で試行錯誤を繰り返したところが多く、
半ば趣味的に徹夜を重ねたりしました。

ところが、10日ほど前(このブログが中断してしまったころ)に、
「ようやく完成間近か」と思ったちょうどそのときに、
大変なことに気づきました!!


⇒ 「続きを読む」へ



2009年7月 1日 00:23続きを読む仕事人としての日常

3年間ありがとう、おつかれさま


この週末は、ちょっとしたトラブル続きでした。
その一つは、パソコンの故障。

今、仕事でメインに使っているのは、ヒューレットパッカードのノートパソコンです。
地味でシンプルながら、使い勝手の良さがとても気に入っていました。
独立前から使っているので、そろそろまる3年、毎日、ほとんど休む日なく、働いてくれました。

そろそろ、ハードディスクが劣化する時期だったのかもしれません。
先週末くらいから、ワードで原稿を作成している最中に突然フリーズしたり、
インターネットにアクセスしていると、突然、表示されない部分が増えて、
やはりフリーズしたり・・・と、不具合が連続して起こるようになりました。

古いファイルを圧縮したり、ハードディスクを整理して、ちょっと落ち着いていたのですが、
やっぱり不安定な状態が続いています。



もともとPCやWebには弱いほうだったのですが、独立してからはヘルプデスクがないので、
自分で試行錯誤を重ねてやってきました。
また、一人で仕事をしていると、ちょっとした「仕事仲間」のような親近感もあります。


そういう訳で、写真にとって、記録に残しておくことにしました。
私の打ち方が悪いのか、キーボードには写真のような深い爪あとの溝が残っています。
このキーボードの溝の一つ一つにも、愛着があります。

DSC03449.JPG
ほとんど、何のキーかわからない状態。
特に、左下の「N」は、早くに姿を失って、深い線が何本か掘り込まれています。



「いよいよ寿命かなぁ・・」と思うと、寂しさもあると同時に憂鬱になりました。

買い換えるとなると、お金もかかりますが、それよりもあれこれと手間がかかります。
・ まずは、新しいPCについて情報収集
・ 購入の意思決定と手続き
・ それから、各種データの引越しやソフトのダウンロードのしなおしなど、環境を整えるための手間

これまでの快適な環境を取り戻すために、やらなくてはならないことが山のようにあります。
そうはいっても、これ以上深刻な事態にならないうちに、手を打たなくてはなりません。

⇒ 「続きを読む」へ


2009年6月15日 19:37続きを読む仕事人としての日常

勉強会


午前中は真っ暗だったのに、一転して夏のような明るい日差しがさしてきましたね。
お天気で随分と気分が違うものです。



昨夜は、月に1度の勉強会の日でした。
もとは、グロービスの生徒さんたちの有志と、「人の課題について、じっくりと考えてみよう」・・・
という話で発足した勉強会です。

メンバーは、
大企業の管理職層の方から、ベンチャーの中核メンバー、若手コンサルタントまで、
人事部門や戦略部門の方から、ラインのマネジャー/中堅社員の方まで、
と、バックグラウンドはさまざまです。
いろいろな方が集まって、自由に議論を交わし、その後、おいしいお酒を酌み交わしています。

メンバーの要件は、「人に関する感度が高く、志の高い仲間」

その後、もともとのメンバーの紹介で官庁の若手公務員の方や、世間で注目を集めている会社の戦略部門の方など、メンバーも少しずつ増えてきました。

議論はというと・・・、
最初は、授業で議論しきれなかった人事システムの仕組みと運用について、
参加者の会社の状況や工夫を紹介することから始まりました。

最近は、メンバーの会社の具体的な経営課題や組織・人事課題について、
変革プランをざっくばらんに話し合っています。
ちょうど、コンサルティング会社のブレストのような感じになってきました。

独立して以来、チームでのブレスとは勤めていたころに比べるとかなり減りました。
一人で考えることが多くなった私にとっては、懐かしいとともに、刺激的で楽しい時間です。


会社の中核を担うメンバーが多いので、仕事が忙しくて参加者は入れ替わりたちかわりで、
少ないときは5人、多いときは10人くらいです。
忙しい中、駆けつけてくださり、議論が終わると、懇親会は不参加で職場に戻られる方もいます。

もともと、「コンサルティングの仕事を通して、クライアントや一緒に働いた同僚から学ばさせてもらったことを、
今後の仕事や活動の中で少しでも還元していきたい」というのが、私の強い思いです。

こんなふうにして参加してくださる方に対して、私のほうが刺激や気付きをいただくと同時に、私自身も、少しでも貢献できたらと思っています。

これからも、無理なく、楽しく、続けていきたい・・・と願っています。





2009年6月11日 15:35続きを読む仕事人としての日常

ようやく一段落・・・


今日は、ちょっとばかりホッとしています。
独立して3年目を迎えるにあたり、そろそろ基盤を整えようと重い腰をあげて、3ヶ月ほどになります。
このブログも含めて、ようやくWebサイトの環境が整ってきました。


もともとWebにはまったく明るくなかった私ですが、この3ヶ月ではいろいろ勉強させてもらいました。
ワイアット時代にホームページのコンテンツ作成を担当したときは、
ヘルプデスクの人が制作会社との間に入ってくれたので、原稿作成だけに特化することができて、とても楽だったのですが、
今回は制作会社の選定から交渉、サイトのデザイン構築から依頼・調整など、
全部自分でやらなくてはなりません。


当初、ブログサイトの簡単なカスタマイズやSEO対策を試行錯誤でやっているうちに、
少しずつサイトの構造が理解できたり、タグを打つことができるようになってきました。
これが良かった!!
少しでも理解していないと、制作会社の方とのやり取りは難しかったように思います。



また、制作会社もプロフェッショナルな方にめぐり合うことができ、ラッキーでした。
終始、冷静でビジネスライクなやり取りができました。
アドバイスやお勧めも、SEOへの影響も視野に入れて、正しい文法に徹底的にこだわる姿勢も
プロとして納得感のあるものでした。
柔軟な対応をお願いしても、多少頑固なところもありましたが、プロならではのこだわりだと理解できました。
ホームページもいよいよ、あと一息ですが、渡辺さんにはとても感謝しています。

制作会社の渡辺さんにはお世話になりましたが、ヘルプデスクもなく、
基本的にすべて自分でやってくると、サイトに対する愛着も強くなります。
いよいよ、これから少しずつコンテンツを充実させて、これらのサイトを大事に育てていく段階です。
当分、 「コンサルタント 兼 ウェブマスター」 として、コンテンツとサイト環境の双方を整えていきたいと思っています。
特に、
「インプットとアウトプット、これからはこのどちらも怠ることなく、陳腐化しないように努力しなくては」
と、自分に言い聞かせたところです。



今朝は、ずっと気になっていたメルマガを配信することができました。
今号のテーマは、「不況期こそHRM再構築を」
安易な人件費削減ではなくて、このような時期だからこそ、企業体力の底力をつけていくための簡単な考察(コラム)です。
よろしければ、右カラムの登録フォームから登録してみてください。

久しぶりにメルマガの記事を執筆しましたが、前のメルマガを3年間書いていただけに、これまた、結構懐かしかったです。



2009年6月10日 08:56続きを読む仕事人としての日常

あいまい性 × 興味関心


新型インフルエンザ騒ぎもすっかり落ち着いて、
マスコミでもほとんど取り上げられなくなりましたね。

先週も関西出張がありましたが、ほとぼりもすっかりさめて、街はとても落ち着いた様子でした。
その前の週は、新幹線の中も、駅も街もマスクをする人ばかりで、
いつも宿泊しているホテルも人が少なかったのですが、
先週はうってかわって、マスクをしている人もほとんどいないし、
新幹線で飲食する人もずっと多かったような気がします。

感染している人の数が急に減ったり、ウィルスが撃退されたわけでもないのだろうに・・・、
と、ちょっと不思議な感じもしました。


そもそも、豚インフルエンザはさほど毒性が強くないかわりに、
感染力が強いウィルスだったと聞いています。

一方、鶏インフルエンザは感染力はそれほどではないものの、毒性が極めて強いとのこと。
(毒性が強いウィルスの場合、感染力まで強くなると宿主を殺してしまい、
自分が感染する先がなくなるので、毒性ほどは感染力は強くない・・・そうです。
なるほど、うまくバランスしているものなんですね。)

豚インフルエンザが発生し、広がったのは突然のことだったので、
鶏インフルエンザとの違いも十分認識されないまま、極端な警戒体制がとられたのだと思いますが、
マスコミの扱いも下手に不安をあおってしまったのではないでしょうか。
私も、最初、「豚」と「鶏」の違いが良くわからず、大変なことになったのかと思いました。



ここで、ふと思い出したのが、学生時代に学んだ社会心理学のこと。
たしか、
「流言飛語」 = 「あいまい性」 × 「興味関心」
といった関係式があったような気がします。
人々が関心があることについて、あいまいな情報が流れると、たちまち流言飛語(うわさ)になって広がる・・・ということです。



先行きの見えない不況の時代、業績悪化やボーナス削減、雇用の見直しなどについて、
あいまいな情報が社内に流れると、社員の方たちの不安は一挙に高まるのではないでしょうか?
場合によっては、いい加減なうわさ(流言飛語)が流れて、会社に対する不信感を呼んでしまうこともあります。

コミュニケーションの重要性がしばしば指摘されますが、
「明確」かつ「具体的」で、「一貫性」のあるメッセージを送ることが原理原則なのではないでしょうか。
その際、明確で納得感のある「根拠」や「理由」、「背景」もあわせて伝えることの大切さを再認識しました。

社員が不安を感じがちな状況にあるからこそ、このあたり、気をつけていきたいものです。

 



2009年6月 7日 10:29続きを読む仕事人としての日常

大失敗 ・・・ 信頼回復に向け、明日から全力投球


やってしまいました!
プロのコンサルタントとしては、許されない失敗。 あるまじき失敗。。

クライアントの社長ミーティングをすっかり失念していました。
12年にわたるコンサルタント人生で、数々の失敗もしてきましたが、これほどのことは初めてです。

以前は、スケジュールはすべてアタマに入っていたので、
スケジュール帳を持ち歩かなくても大丈夫だったのですが、
数年前に、ふと不安を感じるようになって、必ず携帯するようになりました。

それなのに、1週間間違えて、予定を記入していました。

なんとなく 「今日は余裕があるな・・」 と思い、スケジュールを見直して、
自分の失敗に気づいたときは、心臓が飛び出しそう、アタマが真っ白。。。
背中を冷や汗がスーッと流れていくのを感じました。

その後も、半日ほど、そのことが気になって、何をしても手につかない状態でした。


普通の会社のように、同僚と一緒にオフィスを出るのであれば、このようなことは起きないのですが、
インディペンデントに活動していると、自己管理を間違うとまったく気づかずに過ごしてしまう
・・・そんなリスクの恐ろしさを痛感しました。



幸い、一緒に仕事をしているチームの人たちが話を進めてくださり、事なきを得たものの、
コンサルタントとしては危機的状態です。

信頼を築くには、こつこつと手を抜かない仕事を重ねることが必要ですが、
信頼をこわすのは、一瞬のこと。

一緒に働いているプロフェッショナルの人たちにも、クライアントにも何とか許容していただけたようですが、
また、一歩ずつ信頼を回復しなくては・・と、
大いなる反省とともに、気持ちを新たにしたところです。

まずは明日・明後日の出張からです。
気持ちを引き締めて、いってきます。



2009年6月 3日 01:16続きを読む仕事人としての日常

リッツカールトンでのブランチ交流会


昨日は、知人が主催する異業種交流会に参加しました。
このような会に参加するのは、実に久しぶりのことです。

紹介によるクローズドな会合で、20人ほどが集まりました。
集まったのは、すでに起業している人、これから起業したい人など、
それぞれに志のある人たちばかりです。

場所は、ミッドタウンのリッツカールトン45階の、ザ・ロビーラウンジ&バー
天井がとても高くて、落ち着いてインテリアに加えて、最高の景観・・・
とても落ち着ける、私の大好きな空間の一つで、友人や仕事仲間と、午後のティータイムにゆっくりと話をしたりするときに、たまに利用してるところです。

昨日は、会計士さんが、法人化する際の留意点や知っておくべきことをご紹介くださり、
年内には法人化をしたいと思っていた私には、参考になるお話でした。
その後は、名刺交換にはじまる、交流会です。
結局、ミッドタウン内の別のお店に場を移して、夕方まで話がはずみました。

土曜日の朝10時から、このような場で、いろいろな方に出会えて、とても新鮮でした。
今後も定期的に開催するとのこと。
折をみて、また参加したいと思っています。

それにしても、場所と時間帯によって、随分と雰囲気や期待感が変わるものだと、実感しました。
コンテンツだけでなく、場の演出、打ち出し方って、本当に大事なんですね。



2009年5月31日 12:21続きを読む仕事人としての日常

今年の新卒採用に思う


今夜の「ガイアの夜明け」では、内定取り消しを受けた学生の就職活動を扱っていました。
今年の就職活動は本当に厳しかったようですね。

実は我が家も他人事ではありませんでした。
今年大学4年生になった長男も、一連の就職活動に苦労していたようで、
端で見ていても、ちょっと大変そうでした。
連日、10回近くも面接に呼ばれたり、それでいて結局最後は連絡がなかったり。。

幸い、何とか内定をいただいたようですが、隣に住む甥が前年に就職活動をしていたのとは、
かなり様子が違うようでした。


ガイアの夜明けでは、大学卒業後、就職活動をしている若者を対象に、
営業スキルを短期研修で身につけさせ、
求人中の中小企業とマッチングするという会社を紹介していました。

確かに、学生という身分も失い、新卒採用の対象外となってしまった若者に対して、
営業の「即戦力」を与えるというサービスは、救いの手かもしれません。

ただ、促成なので仕方ないと思いますが、
研修の内容が、昔ながらの「根性論」的営業活動だったのがちょっと残念。
私なら、コンピテンシー概念を利用して、ハイパフォーマーの行動の疑似体験みたいなものも
織り込みたいなぁ・・と思いました。


番組の最後に出てきた、彼らを採用した会社の社長さんの言葉は印象的でした。
「大変な苦労をされてきた、その経験を、これからの仕事に活かしていかれることを期待します。」みたいな、
内容だったと思います。

「苦労や逆境こそが人を育てる」といいますが、まさにその通りだと思いました。
何の苦労もなく、就職してしまうよりも、
仕事を得るための手段を探し、そこに飛び込んで、ようやく勤め先を獲得した・・という
成功体験は、彼らを大きく成長させたのではないでしょうか。



ちなみに、「採用」をはじめとする「人」課題という中長期で扱うべきテーマと、
目先の「利益確保」という短期で直面する課題の双方をどのように考えていったら良いのか・・
このテーマについては、次のメルマガ(ComFact ビジネスマガジン)で取り上げてみたいと思っています。

メルマガの配信をご希望の方は、右の登録フォームへの入力をお願いします。



2009年5月26日 23:27続きを読む仕事人としての日常コメント(2)トラックバック(0)

ワイアット時代の同僚とランチ


昨日は、ワイアット時代のほとんどをともに過ごした女性コンサルタントのEさんとランチをご一緒しました。

場所は六本木ミッドタウンの「ボタニカ」。
季節が良いので、テラスでゆっくりランチをとり、それから「オランジュ」に場所を移して、お茶を飲みました。
夜にお酒を飲みながら・・も良いのですが、たまには女性同士、
明るい日差しの中でゆっくりランチやお茶を楽しむのも良いものです。
気づけば5時間近くも、おしゃべりをしていました。

彼女が、つい先日ワイアットを退社し、新しい生活が始まったということなので、激励&情報交換のランチです。
私も、同士が増えたようで、とても心強く、心からの「歓迎」の意味もありました。


彼女は、私の翌年に入社して、ワイアットにおけるほとんどの時期を共有してきました。
私とはぜんぜん違うタイプなので、いつも刺激になる人でした。

仕事のスタイルや強み、視点の角度が違ったので、
プロジェクトを一緒にすることはほとんどありませんでしたが、
「プロフェッショナリズム」 「バリュー」 「クライアント・ファースト」といった根本的な価値観は、
強烈に共有してきた人です。

その意味で、とても大事な同志です。


ちょうど私も2年前に同じような状況だったので・・・、


2009年5月21日 09:29続きを読む仕事人としての日常

新型インフルエンザ渦中の関西横断


この週末から、神戸での感染拡大ということで、
新型インフルエンザに関するニュースがますます多くなってきました。

そんな中、今日(月曜日)は岡山への日帰り出張でした。


東京にウィルスを運んできてはいけないと思い、
かばんの底に、一応マスクなどをしのばせて、いざ新幹線へ。
東京駅のホームにもマスクをしている人が2割程度いたので、
私も息苦しいながら、マスクを着用することにしました。

5号車の1番前の席に陣取って、昨夜の寝不足からマスクをしたまま爆睡。
気づくと京都についていました。

京都、大阪までは、けっこう車内に人気(ひとけ)があったのですが、
大阪を過ぎたあたりで急に静かになりました。
化粧室に行ってみると、5号車に乗っていたのは、私を含めてわずか5人。
それも全員マスクをしているという、ちょっと異常な光景になっていました。

新幹線の中でも、この様子なのだから、渦中にある神戸や大阪は大変だろうなぁ・・
と思わずにいられませんでした。

さすがに岡山まで行くと、マスクをしている人もまばらになって、街も落ち着いた様子でした。



それにしても、いよいよ大変なことになってきましたね。
やや過剰反応かな・・とも思ったりしますが、いずれにしても冷静な対応が求められます。

私たち、一人ひとりができる限りの努力をするしかない・・と、
帰りもマスクを着用し、帰宅してすぐにうがい・手洗い・・と思いつく範囲の予防はしたつもりですが、
どうか、ウィルスの運び屋になっていませんように。


2009年5月19日 01:05続きを読む仕事人としての日常

見違えるほど元気な組織に!


一昨日の木曜日、以前お手伝いをさせていただいたクライアントの経営者の方たちに、
お目にかかる機会がありました。

評価制度を中心に、HRM基盤の構築をお手伝いしたのは、1年半くらい前のことです。

久しぶりに伺ったオフィスに入った瞬間・・・、 おどろきました!
活気に満ちていて、以前とは空気も違うような気がしたのです。

最近のビジネスの状況は知っていましたが、社内のこの変化はうれしい驚きでした。



私がお手伝いしてたころは、3社統合の直後で、
仕事の仕方や価値観の違う人たちが集まって、まだ落ち着かない状況でした。

コミュニケーションが十分でなかったり、思い込みや誤解もあって、
それぞれの出身者が、お互いに手探りの状況でした。

社員のインタビューでも、「転職を考えている」という方が多く、
実際に退職者が、何人か続いていました。

ベンチャーの勢いというよりも、どちらかというと「混沌」とか「混乱」といった感じでした。



この会社の大きな転機となったのは・・・、



2009年5月16日 11:47続きを読む仕事人としての日常

宝塚観劇


昨夜は、宝塚の雪組公演♪を観に行きました。
宝塚の観劇は、はるか昔、学生時代に1度行ったきりで、初めて同然です。

観劇のきっかけは、前回のグロービスの生徒さんに、
阪急電鉄(宝塚の東京営業担当)の方がいらして、
懇親会のたびに、宝塚の話題で盛り上がったことにあります。


たとえば・・・、

■ 営業面の話としては、
ファンの層が厚いので、毎回満席なのは当然だが、
従来400%のニーズがあったのに対し、最近100数十%に減ってきていることが問題。
そのため、営業としては潜在顧客をいかに開拓するかが課題で、
リピーターにすべての席を売り切るのではなくて、新規の顧客にいかに売っていくかが課題だという話。

新規をとることによって、新たなファンを増やし、将来の安定顧客の確保をしていかなくてはならないのだそうです。
この場合の、営業のパフォーマンスは、どんな指標でみたらよいのか・・みたいな話で場が盛り上がりました。

普通のビジネスから見たら、すごく贅沢な話!ですが、
いわゆる短期と中長期のバランスをどのようにとるかという問題ですね。

■ また、団員の方たちのプロフェッショナリズム。
2階席の一番後ろのお客さんに、「彼女は、いま、自分を見て演じてくれた」と感じさせることへのこだわり。
毎日の厳しい練習の話・・・などなど。



ビジネスの話としても、プロフェッショナルの話のとしても面白い!!
これは、ぜひ一度観てみたい!ということになり、ご無理をお願いしてチケットを確保していただき、
みんなで観劇に行くことになりました。


行ってみると・・・、


2009年5月13日 08:50続きを読む仕事人としての日常

Webサイト構築中


独立以来、インディペンデント・コントラクターとして、
クチコミでいただいたコンサルティングの仕事をこなしてきました。

その間、特に、自分からマーケティングをすることはなかったのですが、
昨年の末あたりから、徐々に仕事の基盤を整備しなくては・・と思い始めました。


正直なところ、ワイアットを退社した直後は、
明確に独立してやっていきたいという強い意思があったわけではありませんでした。

コンサルティングの仕事をしながら、
事業会社や他のコンサルティング会社からのお誘いをいただけば、
面接に出向いったりして、まだまだ、迷いがありました。

「組織に所属するなら、今しかない。」
「これ以上、気ままな働き方に慣れてしまうと、もう、大きな組織に加わるのはしんどくなる・・」と、
なんとなく思ったりもしました。

でも、結局は自分のやりたいこと、信じることを心行くまで追求していけるのは、
独立という形態でしかない・・と、いよいよ確信できたのは、昨年末のころでした。

覚悟が決まるまでに、1年半かかりました。


腹をくくってしまうと、突然、やりたいこと、やるべきことが具体的に見えてきました。
ちょうど、そのころ、グロービスの講師の先輩で、お世話になった方から、コラボで仕事をしないかというお誘いもいただきました。

そこで、最初に着手しようと思ったのは、
・ コラボレーションのためにも必要な、会社形態への移行準備、
・ マーケティング基盤の整備
です。


そして、自分の情報発信の場として、Webサイトの構築から着手することにしました。

今、整備しつつあるWebサイトは・・・、



2009年5月 9日 02:06続きを読む仕事人としての日常

ゴールデン・ウィーク前の新幹線


今日からゴールデンウィーク。
絶好の行楽日和ですね。
5月の連休は、季節もよいので、何をするにも、どこにいくのにも最高!です。

とはいっても、我が家のゴールデンウィークは、
例年どおり、自宅でのんびり・・といったところです。
どこに行っても混んでいるし、自宅でのんびり過ごすのも結構好きなので。。

ワイアットに勤めていたころは、家具を買いに行ったり、車を買いに行ったり・・
と日ごろ気になっていることを片付けつつ、
たまにの~んびりするのも良いなぁ・・という感じでした。

ここ数年は、息子たちも友達と出かけてしまうし、
私も、独立してからはカレンダーとは関係ない生活になので、
連休も結局は仕事をしたり、普段どおりに過ごしています。

さて、今週も月・火と岡山に出張で、東京に22時半に着く新幹線で帰ってきました。
いつもと違う客層・雰囲気に、思うことあれこれ。。



2009年4月29日 08:43続きを読む仕事人としての日常

現場の知恵


今日は岡山に日帰り出張でした。


朝5時に家を出て、始発の新幹線に揺られること3時間半、
このところ睡眠不足が続いていたので、車中で爆睡。
時間が長いので、熟睡しすぎて寝過ごすのではないかと、それだけは心配でした。

携帯の目覚ましの振動に起こされ、寝違えた首筋を押さえながら、
無事、岡山の駅に降り立ったのが9時半。
さあ、ここから19時過ぎまで、ひと仕事です。


今日はクライアントの現場管理職の方たち6名のインタビューでした。

いつも思うことですが、
本社や部門長クラスの方たちのインタビューでは、全体観や抽象度の高いお話が多いのに対して、
現場のマネジメント層は、より具体的な実態に近いお話が伺えることがよくあります。

現場のお話を聞くことができて、はじめてその会社の本当の姿に触れることができるのです。



2009年4月23日 01:43続きを読む仕事人としての日常

尊敬するクライアント、W氏との会食

金曜日の夜、懐かしい会合がありました。
ワイアット時代、いくつかのプロジェクトでお世話になったW氏を囲んでの会食です。

W氏は、外資系や急激に成長を遂げている日本企業など、多くの会社の人事の責任者を勤められた方です。
ここ数年は、不況期における一人勝ち企業として世間に注目されている会社で、
人事責任者を務めてこられました。

この春、次のステップに向けて、この会社を辞められたということで、
仕事でお世話になったワイアット関係者で、楽しいひと時をご一緒させていただきました。


ワイアット関係の参加者は、社長の淡輪さん、「不機嫌な職場」の著者でもある永田さん、河合さんで、
久しぶりに懐かしい面々とお会いできました。


場所は六本木ヒルズ51階のヒルズクラブ。
やや曇っていたものの、夜景も最高、お料理も最高・・・でしたが、
さらに、W氏のいつもながらの、熱くて深みのあるお話に素敵な会食を楽しませていただきました。



2009年4月19日 04:35続きを読む仕事人としての日常

ちょっと詳しいプロフィール (仕事人編)

大学卒業後、三菱系の船会社・日本郵船に入社しました。
調査室に配属され、担当は海外の競合船社の経営分析。
海外の新聞や業界紙を読み込んだり、発表されている経営指標から、
各社の動向を整理して、経営層に報告する仕事です。
人と接する仕事をしたかったのですが、とにかく地味なデスクワークが中心の仕事でした。

当時は、雇用機会均等法が施行されて間がないころで、
まだまだ男性と女性の扱いには差がありました。
大卒といっても、女性の資格は、高卒の女性の5年目の資格と同じで、
大卒男性の新入社員よりもはるか下でした。
それでも、ある程度仕事を任せてもらえただけで、当時は満足していたものです。


日本郵船は明るい社風の会社で、上司も先輩も人柄の良い人が多くかったように思います。

でも、その一方で、伝統的な日本企業ならではの理不尽な出来事もいくつか経験し、
ある意味社会人として一通りのことを学べた数年でした。



同社退社後、長男を出産、夫の留学に伴いアメリカへの移転。
帰国後、次男を出産し、しばらく子育てに専念しました。
その間、一橋大学経済学部の伊藤邦夫先生のもとで、アシスタント業務などをしながら、
社会復帰に向けて多少は準備をしていました。



1997年、日経新聞の求人広告を見て、ワトソンワイアットに応募。
「未経験者は採らない」とあっさりと断られ、
「ブランクが長いと、外資系は無理かなぁ・・」と思っていたところに、
「社長交代に伴い、未経験者を採ることにしました。」と再度連絡がきました。
後に聞いたところによると、「ダメだったら辞めてもらえばいいよ。」くらいの話だったようです。


ここから、「専業主婦のプロ化」プロジェクトが始まります。

⇒ つづきへ




2009年4月11日 20:32続きを読むこのブログについて