コミットメント

今日のひとこま  (本文とは関係ありません)
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真剣に考えなくてはならない時は別ですが、
作業的にパソコンに向かっている時は、
テレビをつけて、何となくその音だけを聴きながら、
世間の動きに触れることが、の私の習慣に
なっています。(俗に言うところの、ながら族ですね。 笑)

今朝も米軍の普天間基地移設問題について、
民主党、社民党、自民党の議員の討論が流れており、
少しばかりイライラしながら耳を傾けてしまいました。


政治のことは難しくて、私には不用意にモノを語ることはできませんが、
なぜイライラしたのかというと、
与党議員の発言があまりにも無責任なように感じたからです。

「こういうのを、コミットメントのなさによる無責任と言うのだろう」
と思わずにはいられませんでした。


たまたま、最近関わっているプロジェクトにおいても、
「使命・責任」「権限」の問題が大きな課題となっています。

「権限委譲」など、権限についての議論はなされるのですが、
その前提であるはずの「使命」や「責任」についての意識は希薄ではないか・・・
ということが、そこでのテーマです。

そもそも「権限」は、自らの「使命や責任」を全うするために必要なものです。

そして、その「使命や責任」を全うするには、本気で向かう姿勢(コミットメント)が不可欠です。

この「使命や責任」があいまいであったり、その意識が希薄なまま、
「権限をくれ」「権限を委譲しよう」というのは、本末転倒。



普天間問題の原因となった民主党のあり方は、
まさに、この問題と通ずるところがあるように思いました。

自民党政権が長期にわたった結果、「政権」という「権限」を獲得することだけが目的化し、
実態認識が甘いままで、大風呂敷を広げてしまった。

他人(自民党)のやり方を批判することしかなかった人たちが、
与党となって、今度は自分達が責任をもって問題解決をできるか・・というと、
そんなにやさしいことではなかった・・・というところでしょうか。

少なくとも、今朝の討論を聴く限りにおいては、
無責任な言い訳が続き、
「何があっても、必ずやり遂げる」というような「使命・責任」「本気度(コミットメント)」は
感じられませんでした。




もちろん、自民党のやり様も決して十分ではなかったし、
保守的で前に進まない側面があったのも事実です。

私見ですが、あまり長いこと政権が固定すると、
与党も野党もそれぞれに限界を抱えてしまうように感じました。

「統合と分散のように、企業は左右に揺れながら成長していく」という話をよく聴きますが、
政治の世界も同じかもしれません。


【ちょっと長い余談】

どんな仕事であっても、
自分自身がその必要性を感じて、自分の責任で引き受けた時が、
一番力が出ると思いませんか?

どんなに大変でも、強いコミットメントをもって、本気で真剣に取り組み、
それでいて、ストレスは感じない。
むしろやりがいを感じる。。




13年にわたるコンサルティングの仕事で、印象に残った仕事の一つに、
こんなケースがありました。

世間で注目されていた再生案件で、
3ヶ月で評価制度を中心とした人事制度の再構築するというプロジェクト。

諸事情から給与制度には手をつけられなかったため、
インセンティブ制度を再設計して、社員に再生に向けてのドライブをかける・・・
という話になりました。


インセンティブ設計は、当初のコンサルティグのスコープには入っていません。
すでに時間に追われる、厳しいプロジェクトだったので、
「ワイアットさん、これもやってよ。」という先方のCEOの言葉に、
当然のことながら、こちらのメンバーは3人とも、一瞬固まって考えてしまいました。

沈黙がしばし。。

そこで、ふと私が「やりましょう。」と言ってしまったんです。
何で、そんなことを言ったのか定かではありませんが、
「彼らにとって必要なんだろうな。」「数字面はけっこう得意なので、何とかできるんじゃないかな・・。」
なんて思ったら、つい「やりましょう」という言葉が出てしまった・・といった感じです。


言うまでもなく、徹夜・休日出勤を続けて、
シミュレーションや仕組みの模索に邁進することになりました。
もちろん、一人ですべてやらなくてはならなかったわけですが、
それでいて、充実感があって、イヤではなかった。

自分で必要性を感じ、自分でコミットしてやることを宣言した。
だから、やり遂げることに対する「責任感」と、
それをやり遂げたときの「達成感」はひとしおだったのだと思います。


今でも記憶に残る「暑い夏」でした。



2010年5月23日 14:00仕事人としての日常コメント(2)トラックバック(0)

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コメント(2)

おはようございます。

「どんな仕事であっても、自分自身がその必要性を感じて、自分の責任で引き受けた時」

が、今です。


素敵な言葉ありがとうございます!

(土曜出勤中)