2010年5月のエントリー

大連② ・・・深い霧。そして寒い!


出発したのは5月4日。
連休も終盤にかかっていたため、今から出国する人も少なく、
特に問題なく成田を出る・・・予定でした。


ところが、
「JAL○○便、大連行きは、現地の霧が濃いため、
成田に引き返すか、インチョン空港に着陸することになるかもしれません。
あらかじめご了承ください。」
との放送。

「なに? インチョンってどこ? 韓国?」



というわけで、もともとちょっとしたことで大騒ぎをする我が家の面々は、
待ち時間に退屈していたこともあって、口々に言いたいことを言い出します。

「いくら片道2時間半でも到着まではまだ4時間以上あるのに、
今から霧のせいで着陸できないなんてヘンじゃね?」    (若者ことばの息子たち)

「ホントは霧じゃなくて、金正日が大連にいるからじゃないの?」
(たまたま大連訪問の時期が重なったせいか、この時期、やたら金正日の動向について詳しかった夫)

「ご了承ください・・って、了承しなかったらどーなるの? 
韓国に連れて行かれて、その後どうなるの?」    (プライベートでは思いっきり主婦感覚の私)

「JALは新聞もケチるくらいだから、ホテルも用意してくれないだろうな」   (誰か)


端から見たら、きっと、「うるさい4人組」。
さんざん勝手な憶測をして騒ぎながらも、乗るだけは乗って、いざ、大連へ。


大騒ぎをしましたが、結局は事なきを得て、予定通りの時間に到着しました。

直接文句を言ったわけではありませんが、
JALにとっては思いっきり面倒なお客を演じてしまいました。 (恥っ)


さて、ガイドブックもろくに読もうともせず、私が勝手に想像していた大連は、
香港や上海のごちゃごちゃした古い町並みからなる繁華街の小さい版。

あとは、何もないところ?



空港からホテル日航に行った限りでは、まさに想像していたとおりでした。

タクシーが街の東の港に近いエリアに入ると、あたりはかなりごちゃごちゃした古い街並。
そこに突然そびえ立つように現れたのが、目指すホテルでした。

「おおむね予想どおり」ち、ここまでは特に驚いたり感激したりすることもなく、
ホテルに落ち着きました。

それでもせっかく来たのだからと、さっそく街に繰り出します。


この時点で、ひとつだけ予想外だったのは、とにかく寒いこと。

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私たちが滞在した数日が特別だったのかもしれないけど、
霧が深くて、薄暗くて寒くて、まさに「冬」という感じでした。

出かけた日の東京は暑いくらいだったけど、
一人だけあついジャケットを持参して、皆に変人扱いされた長男は、実は正解だったのでした。

私はカーディガンやショールなど、持ち合わせのものをすべて重ね着して、
ちょっと着膨れして何とか3日間をすごしました。

ここから、少しずつ私の認識がかわっていくことになります。


                                    つづく


2010年5月25日 01:03続きを読むプライベートな日常

大連① ・・・我が家にとっての家族旅行

大連に50もあるという広場の一つ
   広場1.gif

すでに半月も前のことになってしまいましたが、
思いのほか面白かった、連休中の大連旅行のことについて、
記録しておきたいと思います。


まずは、大連旅行に至った背景、我が家にとっての家族旅行についてから。


ワイアットに勤め始めたころは、日本に成果主義が導入され始めた時代で、
とにかく仕事量が多い時期でした。

どのコンサルタントも3~4本のプロジェクトに参加していて、
深夜すぎてもオフィスのあちこちでパソコンをたたく音や、打ち合わせの声がしていました。

加えて、駆け出しの私は仕事の要領も悪く、深夜の帰宅や休日出勤が重なったものです。


当時は子供もまだ小学校低学年。
当然のことながら、両立の問題に直面したわけですが、
そんな中で我が家の約束ごと、私のこだわりがいくつかできていました。

その一つが毎年の家族旅行。
入社前から、毎年夏休みに1週間程度の家族旅行をしていましたが、
これだけは何としても死守すると決めました。
そしてその間は、普段かまってやれない分、とことん、子供にコミットすること。



行き先はおもに海外です。

といっても、決して贅沢をしたわけではなく、
海外出張の多かった夫のマイレージを使うと、交通費はほぼタダ。
基本パッケージどおりであればツアーは割安かもしれませんが、
子持ちの場合は、個人手配で旅行すると、国内旅行よりはるかに安く済むことが多かったんです。

子供が1歳のころに夫の留学でアメリカに在住したことがありますが、
このときとばかりに、あちこち旅行した経験も役にたって、
個人手配で気ままな旅を楽しみました。



ところが、子供たちが大学生にもなると、皆の予定がまったく合わず、
ここ2年ほど家族旅行は実現しませんでした。

よもや、このまま終わってしまうのか・・という危機感のなか、
夫が企画して、半ば強引に子供たちを巻き込んだのが、今回の大連旅行です。


「もしかしたら、最後の家族旅行かもしれないのに、なぜに大連?」「何があるの?」と、
大連についての知識がまったくないが故に、あれこれとブーイングの嵐でした。
(特に私が。。 )


ところが、行ってみると、どうしてなかなか面白いじゃありませんか。
生に触れる社会勉強、歴史の勉強になりました。

息子の実験や、ワンコたちの留守番が心配で、
わずか2泊3日の旅行でしたが、いろいろな発見がありました。

企画者どの、みんなでブーブー言って、ごめんなさい。
(特に私が。。)


というわけで、前置きが長くなりましたが、
次回からは何度かにわけて、
忘れないうちに、この大連旅行を記録しておきたいと思います。



2010年5月24日 00:33続きを読むプライベートな日常

コミットメント

今日のひとこま  (本文とは関係ありません)
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真剣に考えなくてはならない時は別ですが、
作業的にパソコンに向かっている時は、
テレビをつけて、何となくその音だけを聴きながら、
世間の動きに触れることが、の私の習慣に
なっています。(俗に言うところの、ながら族ですね。 笑)

今朝も米軍の普天間基地移設問題について、
民主党、社民党、自民党の議員の討論が流れており、
少しばかりイライラしながら耳を傾けてしまいました。


政治のことは難しくて、私には不用意にモノを語ることはできませんが、
なぜイライラしたのかというと、
与党議員の発言があまりにも無責任なように感じたからです。

「こういうのを、コミットメントのなさによる無責任と言うのだろう」
と思わずにはいられませんでした。


たまたま、最近関わっているプロジェクトにおいても、
「使命・責任」「権限」の問題が大きな課題となっています。

「権限委譲」など、権限についての議論はなされるのですが、
その前提であるはずの「使命」や「責任」についての意識は希薄ではないか・・・
ということが、そこでのテーマです。

そもそも「権限」は、自らの「使命や責任」を全うするために必要なものです。

そして、その「使命や責任」を全うするには、本気で向かう姿勢(コミットメント)が不可欠です。

この「使命や責任」があいまいであったり、その意識が希薄なまま、
「権限をくれ」「権限を委譲しよう」というのは、本末転倒。



普天間問題の原因となった民主党のあり方は、
まさに、この問題と通ずるところがあるように思いました。

自民党政権が長期にわたった結果、「政権」という「権限」を獲得することだけが目的化し、
実態認識が甘いままで、大風呂敷を広げてしまった。

他人(自民党)のやり方を批判することしかなかった人たちが、
与党となって、今度は自分達が責任をもって問題解決をできるか・・というと、
そんなにやさしいことではなかった・・・というところでしょうか。

少なくとも、今朝の討論を聴く限りにおいては、
無責任な言い訳が続き、
「何があっても、必ずやり遂げる」というような「使命・責任」「本気度(コミットメント)」は
感じられませんでした。




もちろん、自民党のやり様も決して十分ではなかったし、
保守的で前に進まない側面があったのも事実です。

私見ですが、あまり長いこと政権が固定すると、
与党も野党もそれぞれに限界を抱えてしまうように感じました。

「統合と分散のように、企業は左右に揺れながら成長していく」という話をよく聴きますが、
政治の世界も同じかもしれません。


【ちょっと長い余談】

どんな仕事であっても、
自分自身がその必要性を感じて、自分の責任で引き受けた時が、
一番力が出ると思いませんか?

どんなに大変でも、強いコミットメントをもって、本気で真剣に取り組み、
それでいて、ストレスは感じない。
むしろやりがいを感じる。。




13年にわたるコンサルティングの仕事で、印象に残った仕事の一つに、
こんなケースがありました。

世間で注目されていた再生案件で、
3ヶ月で評価制度を中心とした人事制度の再構築するというプロジェクト。

諸事情から給与制度には手をつけられなかったため、
インセンティブ制度を再設計して、社員に再生に向けてのドライブをかける・・・
という話になりました。


インセンティブ設計は、当初のコンサルティグのスコープには入っていません。
すでに時間に追われる、厳しいプロジェクトだったので、
「ワイアットさん、これもやってよ。」という先方のCEOの言葉に、
当然のことながら、こちらのメンバーは3人とも、一瞬固まって考えてしまいました。

沈黙がしばし。。

そこで、ふと私が「やりましょう。」と言ってしまったんです。
何で、そんなことを言ったのか定かではありませんが、
「彼らにとって必要なんだろうな。」「数字面はけっこう得意なので、何とかできるんじゃないかな・・。」
なんて思ったら、つい「やりましょう」という言葉が出てしまった・・といった感じです。


言うまでもなく、徹夜・休日出勤を続けて、
シミュレーションや仕組みの模索に邁進することになりました。
もちろん、一人ですべてやらなくてはならなかったわけですが、
それでいて、充実感があって、イヤではなかった。

自分で必要性を感じ、自分でコミットしてやることを宣言した。
だから、やり遂げることに対する「責任感」と、
それをやり遂げたときの「達成感」はひとしおだったのだと思います。


今でも記憶に残る「暑い夏」でした。



2010年5月23日 14:00続きを読む仕事人としての日常コメント(2)トラックバック(0)

ああっっ ごめんっっ マイヨ!!

こんなふうにくつろいでいたのに・・
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ブログの更新も滞っているものの、連休中の大連旅行のことを書こう・・と思っていた矢先、

今朝、私の足元でくつろいでいたマイヨの尻尾を
オフィスチェアの車輪で思いっきり踏んでしまった。。


「ギャウ~ンッッ!!」という叫び声をあげたマイヨに驚いて、
あまりのことに硬直して敏速に動くこともできなかった私。

最近、ちょっと太り気味の私の体重が、
あの小さな尻尾に一挙にかかったのです。

あわてて、動揺して、「まいちゃん、ごめんね。ごめんね。」と抱き上げると、
なんと健気にも私の顔をペロペロとなめてくれるではありませんか。。

しばらくマイヨを抱えて、「ごめんね。ごめんね。」と行ったり来たり。
ただただ、「どうしよう。どうしよう。。」


「早く病院に電話しろ!!」 と長男に一喝されて、あわてて電話をしました。


意外にも本人(本犬?)は元気に尻尾を振っているのですが、
その尻尾の感じが、いつもとちょっと違う。。

電話の向こうでは、獣医さんが
「尻尾をふれるなら、あと1時間待っても大丈夫だから、診察開始になってからきてください。」
とのこと。


そうはいっても、いてもたってもいられなくなり、開始時間前に動物病院に着いてしまい、
入り口前でマイヨを抱えて待つこと30分。


レントゲンの結果、骨折はしていないのにホッとしたものの、
「骨と骨の間の神経や細胞が壊れている恐れもあるので、経過観察」とのことでした。

鎮痛剤と炎症止めの注射を打ってもらった時の
「大丈夫だとは思うけど、最悪の場合には、断尾になるかもしれない」
という獣医さんの言葉に、涙が出そうなのを我慢して帰ってきました。
あの優雅な尻尾がなくなるなんて、考えられない。。。



子育てもワンコ育ても似ていることが多いと思ってきたけれど、
そういえば、子供が小さいときにも、私の不注意から怪我をさせたことが何度かあったなぁ。

そのたび、ひどく後悔して、申し訳なく思って、心配して、、、
でもみんな、無事に育ってくれたよね。

今回も何ともありませんように。。と祈るばかりです。



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というわけで、いきなりワンコネタになってしまいましたが、
次回から大連旅行について記録しておきたいと思っています。

大連・・・、これまでの旅行先と違って、いろいろな発見があって、
リゾートでまったりという旅行とは違う面白さがありました。


2010年5月18日 11:26続きを読むプライベートな日常