警報と慣れ

今日のひとこま
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昨日は、チリ大地震の影響で生じた津波の警報で持ちきりの一日でしたね。
一部、浸水などの被害はあったものの、幸い、大きな被害に至らず良かったです。


ところで、この警報のあり方、「過剰では・・」という声も多いようですね。

私も、テレビでフィギュアスケートのエキシビジョンを観ていて、
画面の真ん中の大きな日本地図がちかちかと点滅するのをうっとうしいと感じたりしました。

「もう少し小さくしてくれるとか、せめて画面の右下にでも持ってきてくれたらいいのに。。」
「第一、たいした津波じゃないんじゃないかな。。」
などと。。



今日になって、「津波は予想外の被害に至ることもあり、
今回は大事に至らなかったものの、慎重に警戒するに越したことはない」
という説明を聞いて、
「なるほど。 リスクを最小に抑えるためには、警戒しすぎることはないということか。。」
と納得したりもしました。



そこで、思い出したのが火災報知機。
以前、会社に勤めていたころも、時々報知器が鳴ることがありました。
そのとき、私達がとった行動は・・・、何もしない。

誤作動やいたずらで鳴ることようなことを、何度か経験すると、
「どうせ、また間違いだろう」と思い込んでしまうんですね。

過度な警告があって、結局なにも起こらない・・ということがあると、
そこから、ヘンに学習してしまうような気がします。

今回も、非難警告があっても動かなかった人が多かったと聞いています。
「やっぱりね。」「下手に動かなくて良かった」という慣れになってしまわないか、
ちょっと心配。



リスクに対する感度の低さや慣れなど、人の心理に関わる施策は難しいものだと、改めて感じました。

責任を回避するとか、安全再度を最大限にとる・・といった視点だけでなく、
もっとも効果的な落としどころを見極める。。。
企業における施策にも同じような難しさがあるような気がします。




2010年3月 1日 11:18プライベートな日常トラックバック(0)

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