2009年9月のエントリー

プロジェクトK (新しい霞ヶ関を創る若手の会)


26日の土曜日に、プロジェクトKによる官民交流セミナー『架け橋』に参加してきました。

プロジェクトKとは、「新しい霞ヶ関を創る若手の会」のことで、
中央省庁の改革案を若手公務員の方々が自ら立案し、進めるという趣旨のNPO法人です。

『架け橋』は、「官民さまざまな人たちがが垣根を超えて交流を深める場として、
有識者による講演、テーマに沿ったディスカッション、プロジェクトKの近況報告」からなるセミナーで、
定期的に開催されています。


前回、JR東海の葛西さんの講演をきくべく、参加しましたが、
そこで、プロジェクトKの中核メンバーの一人である環境省のTさんと知り合いました。

たまたま、私の参加したディスカッション・テーブルのファシリテーターがTさんだったのですが、
彼のファシリテーションの巧みさ、参加者への配慮にとても感心しました。


その後、Tさんは私が主催している勉強会にも参加してくださっています。
民間企業のメンバーの方たちにも、彼の人となりや優秀さはとても評判がよく、
ある意味、新鮮な刺激となっています。



今回のディスカッションでは、総務省の方がファシリテーターでしたが、
Tさんと同様にすばらしいファシリテーションでした。

あらためて、上級公務員の方たちのスマートさとマチュアさ(優秀さと大人度)に感心しています。
特に、Tさんも今回のファシリテーターの方も、年齢は若いのに、
とても「大人」であることが、印象的でした。

政権交代のさなか、「脱官僚依存」が唱えられていますが、
官僚がすべて悪いというわけではないのは言うまでもありません。
にもかかわらず役所文化や仕事のあり方の課題が、
イコール「官僚の問題」として一律に語られのような気がします。

昔と違って天下りも期待できないにもかかわらず、在職中の安い賃金にあえて甘んじて、
「公」という仕事を選んだ今の若手の公務員の方たちには、
本当に志の高い人が多いと思います。

政治と官庁双方の問題を解決し、彼らと真に連携していくというスタンスこそ、
求められるのではないでしょうか。



今回の『架け橋』では、まず、Tさんより、
「プロジェクトKの近況報告」として、彼らの提言内容の簡単な紹介がありました。


book.gifその内容は、先月、出版されたこの書籍にまとめられています。

日本国家の目指す姿と改革の打ち手のつながりが
やや見えにくい感はあるものの、
ビジョンが明らかに示されていて、わかりやすいと思いました。

役所という超保守的組織での改革は、民間企業以上に難しいことと思います。

内部にいると、できない理由にとらわれて、なかなか解を描くことができないものですが、
果敢に挑戦されているあたりは、
志の高さと若手のエネルギーならではないかと思いました。




「プロジェクトKの活動報告」につづいて、経営共創基盤の冨山さんの講演がありました。


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2009年9月29日 05:18続きを読む仕事人としての日常

シルバーウィークのある日


最高の天候に恵まれたシルバーウィークも、あっという間に終わってしまいました。

我が家は、ゴールデンウィークなどの大型連休やお盆は、
ひたすら東京で過ごすという主義です。
「渋滞や混雑に甘んじるくらいなら、多少日数は少なくても、他のタイミングに休みをとろう!」
というのが、家族全員の共通見解です。

そうはいっても、「せっかくの休みだから伊豆か蓼科に行こうか」という話もチラッと出ましたが、
今年は高速道路の割引料金による大渋滞を考えると、ますます車で出かける気になれず、
結局、いつものように東京で過ごすことになりました。


というわけで、毎週の関西・中国出張からも開放されて、
ダンナと長男とまいちゃんとの4人(3人+1匹)で基本、のんびり・・というお休みでした。

例によって、次男は合宿だのなんだのと出かけてしまい、
姿を見ることがほとんどありませんでしたが、
以下は、珍しく全員参加となったちっちゃなイベントの備忘録です。




■ 奥沢のフレンチレストラン、「ラ・ビュット・ボワジェ」での食事

      
  母の癌の手術の成功を祝って、叔父たちも誘って食事に出かけました。
  このレストランは、住宅街にある一戸建てで、場所も作りも目立たないのですが、
  母や叔父の家からも近く、テレビや雑誌でもときどき紹介されているので、
  一度行ってみたいと思っていました。

  
  想像していた「洋館」ではなく、こじんまりした日本家屋でしたが、
  とても落ち着いたステキなレストランでした。
  きれいに盛り付けられたお食事は、どれも本当においしかったです。

ryori.gif   ryori2.gifのサムネール画像


  自家製のパンとリエットがまたおいしくて、
  息子たち(特に次男)はどれだけおかわりしたことか。。
  (奥の個室に通してもらったので、あまり恥ずかしい思いをせずにすみましたが、
   あまりの食欲にお店の女性にも笑われていました。)

  チーズ好きの彼は、デザートの前にチーズの盛り合わせも全種類注文して、
  その食欲にはあらためて驚きました。

図2.gifのサムネール画像図1.gif














  食事中の会話のひとこまですが・・、

  この次男は、大学に入るころから、社会人の句会に顔を出しているそうです。
  この日は「○○とかけて××と説く」・・というのを連発するので、どうやって作るか聞いてみました。

  たとえば、「歌手とかけて、夫の浮気と説く」 ・・・その心は、「うたがうまい」
  まず、「歌手」を象徴する言葉をいくつか考えるそうです。
  そこで、「歌がうまい」。 
  アタマのなかで「うたがうまい。 うたがうまい・・・」と繰り返して、 別な言葉に結びつける。
  ・・・「疑うまい」
  「疑うまい」から、受けそうな言葉を連想する。
    ⇒ なるほど。 駄洒落というか、ごろあわせか。(by 母=わたし)

  電車の中や、暇なときにはこんなことを考えているそうです。
  そして、短歌につながる。。
  前回の句会でつくった歌はこんなだったらしいです。 
 
  ・ 学の道、思い返せばくらくなり  
    ⇒ 苦楽? 暗く?   傍から見ると、楽しそうだったよ (by 母)
  ・ 母親に定期隠され遅刻する  母のやさしさ子は謗るのみ 
    ⇒ 隠したんじゃないです。 出しっぱなしを拾って、片付けておいたんですっ (by 母)






そのころ、まいちゃんは・・・
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2009年9月26日 05:28続きを読むプライベートな日常

イノベーションの場


このところ、あれこれとやることが多いまま、
夜になると睡魔に襲われ、ブログ更新をさぼってしまいました。

いろいろなことがあったのですが、最初に書いておきいたいと思ったのが、
イノベーションの場への訪問です。


先週の木曜日に、日産の先進技術開発センター(NTAC)を訪問し、
いろいろとお話を伺う機会を得ました。

NTACは厚木の青山学院大学の跡地に、2年前に開設された先進技術の開発拠点です。
緑に囲まれた自然豊かな環境の中に、未来都市のような斬新な建物があらわれ、
まるで日本ではないかのような新鮮さでした。


センターの詳しいことは、いろいろなサイトで紹介されているので割愛しますが、
立ち上げをリードされてきた責任者の方や、開発のフェローの方のお話を伺うにつけ、
「なるほど・・」と感心したこと、共感したことがいくつかあるので、
書き残しておきたいと思います。


いろいろとお話を伺いましたが、中でも印象に残った点はというと、以下の各点でした。

■センター開設の目的
   1.先進技術の開発と商品化の加速
   2.新しい価値の創造

■この目的のもと、「ありたい姿」を明確にし、コンセプトを考えて形にした・・・「人間力発揮の場」
 (背景にある考え方)
     ・ 本質を絶えず問い続ける
     ・ イノベーションは矛盾から起きる化学的現象であり、多様な人の混ざりあいが必要
 (コンセプト)
     「人間力発揮の場」として、「見る」「考える」「作る」「確かめる」ための場をつくる
     (ここでは、シンプルな表現を使いましたが、実際には、ギリシャ哲学の概念を使った
      高尚な表現になっています)
 (形として作られた場)
     「実際にモノ・車に触れる場」
     「コミュニケーションの場」
     「コラボレーションの場」


お話を伺いながら思い出したのは、HP Way (ヒューレットパッカードの組織マネジメントの基本方針)です。

HPも、技術者一人ひとりの力を自社の競争力の源泉と位置づけ、それを最大限に引き出し、
会社の方向性に結びつけることに、とても力を注いできたということで有名です。
HP Wayという基本方針のもと、NTACと同様に技術者が一番力を発揮するために、
技術者同士のコミュニケーション機会を増やすことに尽力し、
オープンな職場環境を整えたり、イベントや情報交換の場を作るなど、
いろいろな施策を講じてきたと聞いています。


日産のコンセプトや考え方にも、HPと共通する部分が多くありました。
技術者のモチベーションを高め、一人ひとりの力(人間力)を最大限に引き出すための環境を、
徹底して考え、こだわり、実際に形にしている日本企業があることに、とても感心しました。


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2009年9月20日 09:31続きを読む仕事人としての日常

夏も終わり: 今年も「みょうが三昧」でした


ここ一週間ほど、朝夕めっきり涼しくなりましたね。
例年は9月に入っても、厳しい残暑が続いていましたが、今年はちょっと肌寒いくらい。
今年は、長~い梅雨が終わり、夏らしい日がほとんどないまま、秋を迎えてしまった感じです。


誰もがそうかもしれませんが、「季節を楽しむ」ってとても潤いのあることです。
そう考えると、日本人に生まれてきて良かったなぁ・・と、心底思います。


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春にも、そんな思いをブログに書きましたが、夏のそんな想いや日常を書かないうちに、
秋を迎えてしまったのは、ちょっと残念です。
⇒  「季節もの」へのこだわり
    何気ない日常: 季節を満喫する


そこで、またまた食べ物の話で、まったくの主婦ブログになってしまいますが、
我が家の夏の恒例の行事(?)をひとつご紹介します。



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我が家の庭の片隅には、普段、絶対に足を踏み入れることのない一角があります。
庭とはフェンスで区切られた向こう側で、うっそうとした一角なんです。
恐ろしいことに、蚊の群生地となっています。


私は、そこに年に数回だけ、意を決して踏み込むことがあります。
木の芽(山椒)の季節である春と、そして、みょうがの季節である夏。
(みょうがが生えているというだけで、うっそうとした一角であることがわかりますよね。)


「みょうが大好き人間」の私は、完全武装でこの恐ろしい地帯に踏み込みます。
できるだけ暑い日の、できるだけ日の高い時間帯がねらい目です。
(気のせいか、蚊が少ないような気がする)


厚手のハイソックスに、一番厚手のジーンズ、フード付きのブルゾンで、首には手ぬぐい。
一番大きなサングラスをかけて、もちろんフードをかぶります。
手にはゴム手袋。
さらに、全身、煙るくらいに虫除けスプレー。 腰からは、携帯蚊取り線香。
さすがにお見せするのがためらわれるので、写真は割愛。
(同じ敷地に住む、儀父母や儀姉の家族は、どうも毎年、私のこの姿を楽しみにしているらしい。。)


このスタイルで、踏み込むと、蚊が周囲によってはくるものの、
あまり刺されることなく、帰還することができます。
とはいっても、一番暑い日の、一番暑い時間帯にこのスタイルです。
体中から噴出す汗・汗・汗。


「ハァハァ」と息を切らしながら、庭からもどってきた私の姿を見て、
さすがに、まいちゃんも一瞬、固まっていました。


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0903_1.gif


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この「戦い」の結果得た戦利品と
「戦いの友」である虫除けスプレー



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「みょうが尽くし」メニュー。
このうち、6品にみょうががふんだんにはいっています。

このほか、茗荷の冷製パスタや、煮浸し、サラダなど、
なんでもみょうがも入れてしまうので、
子供たちには、ちょっと迷惑がられています。

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こうして、今年も我が家の夏は例年と同じように過ぎていったのでした。

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2009年9月 3日 06:08続きを読むプライベートな日常コメント(2)トラックバック(0)