日本語の使い方


この頃、テレビのニュース番組を観ていて、ちょっと違和感を感じていることが2つあります。
それは、日本語の使い方。


ひとつは、敬語です。

少し前までは、皇族に関するニュースでは、きちんと敬語が使われていました。
ところが、徐々に敬語を使わないことが増えてきて、
先日のニュースではまったく使われていませんでした。

たとえば、「皇后陛下が海外の訪問先で子供たちに子守唄を披露された」というニュースでは、
「自身が3人の子育てをしたという経験を生かして、子供たちに子守唄を披露しました。
 海外で歌を披露するのは、初めてのことです。」
と女性アナウンサーが表現していました。

民放の報道では、皇族に敬語を使わないことが多くなったように思います。

もちろん、きちんとした方針のもと、あえてそうしているのかもしれないし、
まったく違和感を感じない人の方がほとんどかもしれません。

ただ、このような場でさえ、敬語を使わなくなると、
息子たちの代は、いよいよ正しい敬語に触れる機会がなくなるように思いました。
もしからしたら、「敬語」というものがなくなっていくのではないかと、
ちょっと危機感を感じているのは、私だけでしょうか。。



もうひとつは・・・、



⇒ 「続きを読む」へ




2009年7月15日 05:36プライベートな日常トラックバック(0)


新聞記事や週刊誌の見出しのような表現です。
これも、民放のニュース番組に最近みられる傾向です。

普通の報道番組では、
「・・・という、通行人の目撃証言がありました。」といった表現になるところを、
やはり、女性アナウンサーが、
「そのとき、通行人の見たものは。」といった表現で打ち切る場面が増えています。

このような表現が乱発されるため、私にとっては耳障りに感じました。
「テレビのニュース番組くらいは、正しい日本語で表現してほしい」というのが、私の感想です。



好みの問題と言ってしまえば、たしかにそうなのですが、
おそらく私がこのように感じるのは、コンサルタントとして仕事を始めた当初の経験が
根っこにあるような気がしています。

当時の上司だったワイアット社長の淡輪さんに、
修辞法については、非常に細かくて厳しい指導を受けました。
「明確にする」は良いが、「明確化する」はおかしいとか、
体言止めと文章を混在させるな・・・といったことを、、
ものすごく厳しい表現で指摘されたため、私の中に叩き込まれてしまいました。

今でも、仕事の文章を書くときは、自然に意識してしまいます。
そんなわけで、
「テレビのニュース番組であれば、プロとして正しい日本語を使ってほしい・・」というのが、
私の希望です。
(タイプミスの多い私が、こんなことを思ったり言ったりするのは、おこがましいかもしれませんが。。)



「正しい」という概念は、時代とともに変わっていくのかもしれません。
でも、少なくとも、これまで正しいとされてきた「敬語」や、「正式な文章」は、
できれば大事に守っていきたいというのが、個人的な想いです。

う~ん。。 年寄りくさいかなぁ。。


トラックバック(0)

トラックバックURL:

http://blog.com-fact.com/mt-tb.cgi/26